KaoriKodama

千と千尋の神隠しのKaoriKodamaのレビュー・感想・評価

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)
5.0
子供の頃は怖くて奇妙で不思議な話だな、と思っていたけど、大人になって観るとエンタメとしてすごく面白くてびっくり。全然無駄がなくて、展開もスピード感があって、最初から最後までずーっと面白かった!没入感すごくて、映画館で観れてよかった!!

タイトルの『神隠し』っていうものなるほどこれは神隠しだな、と納得。
昔は全然わからなかった釜爺とリンの包容力・頼もしさも今観るととても染みて、めちゃめちゃ泣けた…湯婆婆のとこ行って契約できた後帰ってきた千尋にリンが、「心配してたんだぞ〜」的な言葉をかけるシーンでもう泣いた笑 リン優しい…
こんなに登場人物一人一人が立体的で魅力的だったとは…

あと銭婆の家から帰るハクと千尋のシーン全部めっちゃ綺麗だった。龍の鱗が一つ一つ剥がれて飛んでいくところとか。思い出すだけで泣ける

世界観がこんなに作り込まれている一方で説明はあまりされないから、考察の可能性が広がるのもこの映画が愛される理由なんだろうなと思った。

宮崎駿もだけど久石譲も天才すぎる。曲が流れるだけで泣ける。
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