ブルックリンの高校生マイルス(シャメイク・ムーア)は蜘蛛に咬まれて特殊な能力を得るが、目の前でスパイダーマン(クリス・パイン)が殺されてしまう。マイルスはマルチバースから現れた仲間たちと協力して、彼らを元の世界に戻し敵を倒そうとするが、自分の力を信じられず迷ってしまう。
ヘタな実写アクションよりずっと面白かった。
アニメーションだから出来ることをやり切った!って感じで、白黒のノワールも、日本語喋るペニー・パーカーも、思いっきりカートゥーンのピーター・ポーカーも、ビジュアルといいキャラといい最高だ。
今回は、“大いなる力には大いなる責任が伴う” ではなく、“僕は一人じゃない、仲間がいる” というマイルスらしいメッセージも素晴らしかった。彼の冒頭と終盤の顔つきが違うんだよなー、巧い!
ただ、ラスト30分のバトルは目がくらんでついていけなかったのは残念。年寄りにあの激しい映像は毒だ。笑
スパイダー・ハムにもらった木槌の行方が気になるなー。