小説家は文章で人の心を動かす仕事。魂削って作品と向き合う作家たちの姿にグッときた。
一方、響は生粋の天才。
読む人全てを惹きこむ文章をサラリと書いてしまったり、おかしいと思ったら暴力で思いを伝えたりするサイコな女子高生。
だから私は響にはあまり共感はできなかった。なんだか努力が才能に打ち勝てない気がして。きっと原作を読んだら、また感じ方が違うんだろうけれど。
ただ、小説が本当に大好きで、誠実に向き合っているところは、好きだなと思う。憧れの作家さんに握手を申し込むところは、とても可愛らしかった。
朴訥としているところが、平手ちゃんとよく合っていたんじゃないかな。
2018.09.17