Miyuu

億男のMiyuuのネタバレレビュー・内容・結末

億男(2018年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

俳優陣が豪華だし演技もすんばらしくて、退屈する暇のない2時間だった。
エライザちゃんのパンプスで酒を浴びるあの絵えろすぎた
九十九と一男で百点コンビ、いいなあ。
お二方とも落語が上手で、本当に心から楽しんでいるのが伝わって、役者魂を感じた
一万円札も一円玉も同じ1g
藤原竜也の胡散臭さサイコーだった
後半は心への訴求力が強すぎて九十九の前髪が気にならなくなった
自らの努力からではなく、勝手に舞い込んで来たお金は0円らしい。
お金の価値は人それぞれ、同じ一万円札でも大事にする人もいればゴミと同等に扱う人もいる
何にどれほどの価値を見出すのかは人によって様々であり、同じものを目の前にしても人によってつける価値は異なるということ。
ラストの回想シーンのモロッコの砂漠での落語、うるっと来た。あの旅が与えた彼に大きなきっかけが、まるで自分のことのように感じられた。
良い親友を持つこと、自分が窮地に立たされても親友を信じられること、素敵。
エンドロールもよかったなあ、BUMPに追い討ちかけられた
お金の存在に翻弄されず、決して自分を見失わないこと。変わらないこと。簡単そうで難しいこと
Miyuu

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