億万長者が一万円を信者に破らせるか、娘の自転車を買うかでその一万円の価値は変わる。
信者に破らせた一万円だって、信者がそれで救われるなら価値があるし、娘の自転車を買ったって娘がそれを欲しがっていなかったら価値が無い。
万佐子にとって、三億円を持っている一男より借金をする前の一男に価値があったように、お金でその人の価値が決まるわけじゃ無い。当たり前だけど、改めて考えると無意識にお金でその人の価値、または自分の価値を決める事がたくさんある事に気づく。
億万長者になったって、僕は僕だよ。
この言葉をその通りに実行できる人はとても少ないと思うけど、もし宝くじが当たったら強い気持ちを持ってこう言えたら良いなぁと思う。
宝くじ当たった人にこの映画見せた方が良いと思うな!
あと三億円手にしてから見たらまた違う気持ちで見れそう…三億円ほしい…