見たあとは賛否両論ありそうだと思いましたが、やっぱりありましたね(笑)ミライからきた妹が主軸になって物語が展開されるのかと思っていましたが、きっかけになるだけで、そういう感じではなくて。というかストーリー自体があってないようなものです。
ただ、個人的には非常に好きでした。映像と演出のセンスが高すぎて、メチャクチャな展開も納得させられる作品となってるからです。思うに今回の作品は題名をつけるのがとても難しかったんでしょうか。「となりのトトロ」的な位置付けのミライの妹なんですけど、ふわふわした存在であるとはいえ、家族の一員であって、もう少し登場の理由を掘り下げる場面も欲しかったとは思います。ぐんちゃんが過去、現在、未来の歴史に触れながら成長していくのですが、あまりに唐突に時間旅行ができるようになるし、そうしなければならない理由があって、未来から妹がきたというわけでもない。
そこはよくわからないけれど、まー。子供は無限の可能性を持っているからなんでもありです。ということで、とりあへず時系列のルールを無視した色んな経験をして、子供が大人になっていく…ここはちょっとムチャでしたね(笑)
でも、それでも面白いんです…ここまでくるとちょっと腹立ちますね。センスでごり押しして結果を出してくる感じ(笑)そして、腹立つけど好きな作品です。
