未来のミライの作品情報・感想・評価

未来のミライ2018年製作の映画)

上映日:2018年07月20日

製作国:

あらすじ

とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家。ある日、甘えん坊のくんちゃんに、生まれたばかりの妹がやってきます。両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うくんちゃん。そんな時、くんちゃんはその庭で自分のことを“お兄ちゃん”と呼ぶ、未来からやってきた妹・ミライちゃんと出会います。ミライちゃんに導かれ、時をこえた家族の物語へと旅立つくんちゃん。それは、小さなお兄ちゃんの大きな冒険の始ま…

とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家。ある日、甘えん坊のくんちゃんに、生まれたばかりの妹がやってきます。両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うくんちゃん。そんな時、くんちゃんはその庭で自分のことを“お兄ちゃん”と呼ぶ、未来からやってきた妹・ミライちゃんと出会います。ミライちゃんに導かれ、時をこえた家族の物語へと旅立つくんちゃん。それは、小さなお兄ちゃんの大きな冒険の始まりでした。 待ち受ける見たこともない世界。むかし王子だったと名乗る謎の男や幼い頃の母、そして青年時代の曾祖父との不思議な出会い。そこで初めて知る様々な「家族の愛」の形。果たして、くんちゃんが最後にたどり着いた場所とは?ミライちゃんがやってきた本当の理由とは――

「未来のミライ」に投稿された感想・評価

トリ

トリの感想・評価

1.5

このレビューはネタバレを含みます

『時かけ』から12年、年々ケモナーであることを堂々と作中に出している細田守監督待望の最新作。前作が不完全燃焼だったために期待を込めて試写会で鑑賞した。
が、これは細田守監督シリーズ史上かなりの”問題作“だ。



問題点が複数あったため、このレビューではその中からいくつかピックアップしていく。

・世界観に合わないゴチャゴチャした設定
『おおかみこどもの雨と雪』や『バケモノの子』では序盤から非日常的なキャラを出すことで独特の世界観に違和感なく入れるのだが、今作にはそういったものがなく、冒頭からリアルな日常をしっかり描いた後に非日常的な世界が展開するので、庭に行くと飼い犬が擬人化したりファミリーツリーの話やタイムスリップ要素を出されてもいきなり過ぎて世界観について行けない。


・作画が残念
序盤、祖母とくんちゃんで
「お片付けしましょうか」
「うん!」
「1人で出来る?」
「うん!」
「じゃあ片付けてね」
「うん!」
という会話があるのだが、「うん!」と大きな声で発音しているのにくんちゃんの口が動いていない。実際には口を閉じて発音出来るのは承知しているが、アニメの場合は最低限の動き(ここでは首を縦に動かす動作)がないと声だけが聞こえるという状態になり、非常に違和感を感じた。画面奥のモブキャラならまだしも、画面内に2人しかいないカット(しかもくんちゃんの方が手前)でこれは良いのだろうか。

※『となりのトトロ』でカンタの「ん!」と言いながら傘を差し出すシーンは、首を上げる動作があるため上記のような違和感は生まれていない。

また、こちらは作画が雑ということではないのだが、本作の制作環境によって生まれた問題も存在する。オープニングでは今作に関わった様々な制作会社の名前がクレジットされており、今作が大規模な作品であることがわかるが、その中にあるどこかのCG制作チームが細田守作品の作画と噛み合っていない。物語終盤、東京駅で遺失物センターのロボットによる質問責めに遭うシーンがあるのだが、そのシーンの作画があまりにも他のシーンと違い過ぎて鑑賞中細田守作品を観ているのかわからなくなる。


・ターゲット層はどこ?
この作品、音と絵によるビックリ系の演出が何度か登場する。大人でもビックリするということは当たり前だが劇場内の子供が泣いてしまう事態が発生してしまった。また、中盤には巨大なエンジンのようなものが画面奥から迫ってくるカットがあるのだが、嫌がらせなのかと思うくらい作画が凝ってるため、それが何かわからない子供にしてみればグロテスクな物体が轟音を鳴らして近づいてくるのだからトラウマになるのではないだろうか。”血の繋がっている兄妹が世代を越えた冒険を経て家族になる“というファミリー向けなテーマにしては演出がおかしいため、一体誰向けの作品なんだろうか。


結局、本作は想像力豊かな子供の夢物語なのだろうか?劇中くんちゃん以外の力で物が動くシーンがあるので妄想ではないのだろうが、冒頭からリアルな日常を描いたところに非日常な設定を持ってこられても理解ができない。『バケモノの子』のレビューでチコが結局九太の母親なのかそうではないのかがハッキリしていなかったのが不満だと書いたが、今回はそれ以上に厄介な問題だ。
それと鑑賞中ずっと気になっていたのが、庭にある大きな木が世代を繋ぐタイムマシンであるかのように描かれているのだが、私の記憶違いでなければ曽祖父の代からあの木があったという描写は無かったはずだ。それなのに何故くんちゃんは曽祖父と触れ合えたのだろうか? 家系図(ファミリーツリー)と実際の木をかけて描きたいのであれば、植えてからじっと家族のことを見守っていたとかそういった設定にした方がわかりやすいし、
それなら序盤に祖母と母親に
「ここ本当変な間取りよね、あの木切ったりしないのかい?」
「駄目だよ、この木はひいじいじの頃からずっと生えている大切な木じゃない。だからあえて切らない間取りにしてもらったの」
みたいな会話を入れれば掴みとしてバッチリじゃないだろうか。




長々と書いてしまったが、本作はプラネタリウムの特別上映として流れるのであれば許されるだろうが、映画として観れば厳しいものがあると感じた。
ひな

ひなの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

とてもいい映画

くんちゃんの目線で馬の後頭部をみるカットが最高
試写にて2回鑑賞。人間ドラマとしては素敵な話だが、ファンタジーに入りきれないときつい部分もあるという印象。見る人の立場で感想が大きく変わりそうな作品。
ジル

ジルの感想・評価

2.1
今までのスタジオ地図作品の中で一番微妙だった。情報がごちゃごちゃしている割に内容は薄く、見ていて退屈と感じた。
自分が親か姉の立場だったら捉え方も違ったかもしれない。
甘えん坊の男の子“くんちゃん”と、未来からやってきた妹“ミライちゃん”が繰り広げる、奇想天外な冒険とささやかな成長。小さな庭から時をこえる旅へーそれは過去から未来へつながる、家族と命の物語。
EMMA

EMMAの感想・評価

2.5
試写会にて。
家族にも一人一人歴史があって、それが全部つながって自分がいる。

ひいおじいちゃんがかっこよかった。
ファンタジーありの不思議な世界観。
Rug

Rugの感想・評価

3.3
細田守作品ということで期待値が高すぎでしまった感じです。
題名のミライちゃんの弟、くんちゃんを中心とする家族の成長物語なのですが特に面白さがなかったです。
きっと大ヒットするんだろうな。そして純粋な心を少し思い出してジーンと来たよ。
TAMAKI

TAMAKIの感想・評価

3.8
子供が成長する過程での、子供の吸収能力の高さの原点がこうであったら。
ファンタジーたっぷりの映画!
試写会で観ました。絵が綺麗で動く!当たり前のクオリティの高さ!!
4歳の男の子が主人公で家族、一族の話しでした。未来のミライちゃんの活躍をもっと観たかった。
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