あかり

15時17分、パリ行きのあかりのレビュー・感想・評価

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)
4.0
このろくでもない世の中で素晴らしい結末を迎えた実際のテロ襲撃事件を、当事者が本人役で出演。

メインの電車のシーンまでは彼らの運命を示唆しつつの圧倒的な日常。
フルメタルジャケットに影響されたのかな、あんな小さい時からスタンリーキューブリック見るってやぱり映画の国だなあ〜
とか、そんなたわいもない感想が一粒二粒溢れるくらいの時間。
映画の中で生きてない私達の世界は常に日常が描かれている、それと同じ事
そんな中でいきなり事件は起こるんだと、
誰にだって。
事件のハラハラ緊迫感を伝える話ではなく、今平和に日々過ごしている誰にでも突然起こり得る事だということを当事者が再現して伝えるのは、
何よりも説得力のある魅せ方だった。

最後目と脳と胸が休むことを忘れて終わった瞬間自分の体温の高さにびっくりした

本編上映前のイーストウッドのインタビュー名言炸裂してたなあ
あかり

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