丸一日寝ないままレイトショーで観たため、ところどころ意識が飛びつつ、でも面白かったです。
電車内でのテロを未然に防いだ三人の青年の話。観終わって気づいたのが、俳優陣が実在の方たちなんですね。
すごくいいなって思ったのは、この三人の人生を生い立ちから丁寧に追っていったこと。
三人の希望や夢や挫折や楽しみや、諸々。それら全てが、テロを防ぐあの瞬間に集約していくという感動。
「人生に無駄なんてない」という言葉がありますが、あの日のあのことも、悲しいことや喜びも、ぜんぶいつか使える日が来るのかなぁ、そんな日があったらいいなぁと思いました。
というか、何気ない彼らの人生を描いているだけなのに、無性に面白かったのは、すごいことでは。