よしお

15時17分、パリ行きのよしおのレビュー・感想・評価

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)
3.8
クリント・イーストウッド監督2連続。

実際に起こったタリス乱射事件を、役者を使わずに本人が主演した話題作。
当時はキャストまで決まっていたそうだが神の一声で本人が出演したそうな😳😳


事件と幼少期からの2つの時間軸で上手く組み合わせていて、3人のヒーロー達の生い立ちから事件までどんな生き方をしていたのか。伏線張りまくって最後に回収っていう王道な仕上がりで映画としての出来もさすがクリント・イーストウッド監督だなって安心して見ることが出来た。

問題児で毎日のように両親が学校に呼ばれていた3人組が、英雄としてフランス大統領から表彰されて母親を逆に呼ぶ親孝行にウルっと来ました。

イスラム教が全部悪なイメージを強く印象つけることは良くないかもしれないけど実際にテロが行われることは許されることではないです。この3人が勇気ある行動を取らなければあと何人犠牲者が出たことか。。。
英雄として讃えられて文句なしだし、映画として世の中に対するメッセージを送るにもとてもいい映画でした。
よしお

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