hase3001

15時17分、パリ行きのhase3001のレビュー・感想・評価

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)
3.0
C・イーストウッド監督作品。かなり直球な映画だった。アムステルダムからパリへ向かう列車で起こるテロの話。

男子3人の幼馴染が主人公。3人が出会い、大きくなるにつれて、それぞれに、挫折や努力を重ねながら人生を送る中、ヨーロッパで再開し旅を楽しむという、ごくごく、普通な話が大半を占めるが、その反面、最後の列車テロシーンからの、心地よいほどの報いが、観ている側に高揚感を誘発させられる。

3人が連携するシーンも、ほぼ数分しかないのだが、3人の気持ちが通じているからこそ、やり遂げられたテロの阻止と救護が、勇気を与えてくれた気がする。

無駄な努力というのは、無いのだという教訓なのでしょうね。
hase3001

hase3001