ジョン・ゴールドは元ソルジャー。
友人のダニエル・メイソン軍曹が拷問の末に殺害されたことを知り、青筋立てての長き復讐の旅へ……。
彼は真実を追い求め、手始めに酒場を訪れシャブ漬けノータリン女史サンドラと出会う。そして、アウト・オブ・眼中の序破急で黒幕の情報を得、ダニエル殺害の裏にジョージ・ハッチャー軍曹が関与していたことを知る。
友人の弔合戦に赴くジョンの前に、街を牛耳り暴利を貪ろうとするハッチャーと彼に心酔した特殊部隊の精鋭が立ちはだかるのだった……！
さすがプロレスラー。スチュアート・ベネットの肉体とアクションは迫力がある。パワー任せで、スタイリッシュさは欠けるのが勿体ないけれど。音もなく姿を消すし、腹を刺されてもガーゼと激薄包帯でなんとかなる。さすがプロ。
2サイクルの加速度で動き出すのに、ルート66並みに何もないストーリーやら、敵の殆どが慢心野朗だったり、残念ポイントは多分に含有。
特にガン・アクションはひどい。クリアリングもせずに、遮蔽物の概念を持たざる撃ち合いしたり、トドメの手榴弾を眺めたまま爆死したり。FPSやったことないのかも。
シズル感あるブリティッシュ・モーニングのカット・インが空腹に警鐘を鳴らす。
休日のAM9:00にぴったりの映画。
