しぎはる

人魚の眠る家のしぎはるのレビュー・感想・評価

人魚の眠る家(2018年製作の映画)
4.2
その日、薫子(篠原涼子)は別居中の夫・和昌(西島秀俊)と娘・瑞穂の小学校受験のために会っていた。
そんな中、娘がプールで事故にあったと連絡が届く。
医師の診断は"脳死"
病院のベッドの上で心臓だけが動いている瑞穂は生きているのか死んでいるのか、、。

「あれが彼が守りたい世界なんだと
したら、その先に何があるんですか?」


人は何をもって"生きている"とされるのか、、。
娘が生きていると信じたい母の想いと、周囲の人の反応。
どっちにも正解がなく苦しくなった。

脳死状態の子供をもつ親と、心臓病の子供をもち臓器提供を待っている親。
どっちからも子供に生きていてほしいという気持ちが伝わってきて切なくなった。

自然と涙がでてた。
しぎはる

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