人魚の眠る家の作品情報・感想・評価

「人魚の眠る家」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

原作とは細部で違うところもあったけど、映像で見て原作にはない怖さ、気持ち悪さと、感動があったような気がする。子供の死、恐らく脳死の子供の死を受け入れられない母親の気持ちはわかるような気がするけど、最先端の技術で、その子の微笑みを見て、やはり「気持ちが悪い」と素直に思った。脳死の子供を弟の入学式に連れて行ってしまう母親の姿も滑稽。でも、見ているものが死体だと思っている子供の心臓に包丁を刺せるかというと、絶対に刺せないような気がする。そして、その時溢れてしまった涙は何でなのか自分では説明できない。何で涙してしまうのだろう。子供は死んでいる・・・と思った。その子供が生きていると主張する母親は狂気だとさえ思った。でも、子供の心臓は止めることができない。人の死は、生きている人がその人の死を認めるところから始まる。そんなことを改めて感じさせられました。
BLACKMICKY

BLACKMICKYの感想・評価

2.0
好きな俳優、好きな監督、好きな原作者、最高の作品のはずなのに…
なつ

なつの感想・評価

4.0
後半涙が止まらなかった。
死とは一体何なのかを考えさせられた。
snkn

snknの感想・評価

-
考えさせられる映画
みんながみんな正義を貫いてるんだよなぁ
西島さんに感情移入してしまいました、、
コリ

コリの感想・評価

4.3
愛する娘の悲劇に直面し、究極の選択を迫られた両親の苦悩を描き出すヒューマンミステリー。
医師に脳死と診断される。臓器提供を希望するか、このまま死を待つかの選択・・・。

人間の死とは脳死なのか?心臓死なのか?
とても重いテーマに色々と考えさせられました。

祖母、母親、弟のそれぞれの気持ちを思うと切なくて涙が止まらない・・・(涙)
会場内からも終始すすり泣く声が・・・。

母親役の篠原涼子さんの圧倒的な演技が素晴らしくて感動しました。
中盤の精神的に不安定になり狂気じみた演技が圧巻!

後半の包丁を握る行動は衝撃的で考えされられます。
ラストシーンはミステリーのような感じで印象的でした。

エンドロールで流れる彩香さんの曲が涙を誘います・・・(T_T)
何を持って死ととらえるのか、考えさせられる作品。子役を含め、そのリアリティのある演技には、感心した。
tk

tkの感想・評価

3.9
すごく丁寧に作られているなという印象。
何度も泣きました、脳死とか延命治療を題材にした作品て多いと思うけど今までとは1歩先に進んだ話。
考えすぎて頭痛くなった
myu

myuの感想・評価

4.1
生と死について考えさせられる内容だった。誰も悪くないからこそ見ていてすごく切なかった。
僕が篠原涼子に対してずっと抱いていたイメージ。
小学生の頃から今までずっと変わったことはなかった。
ごっつええ感じ
「キャシー塚本のアシスタント役」
いくらドラマをみても、映画をみても、歌ってる姿をみても、結婚されても、僕の中ではずっとキャシー塚本のアシスタント役。
ついに変わる時が来ました!
ついに篠原涼子を一流女優と思えるようになった!
そう思えたのは彼女の努力に加えて東野圭吾原作で堤幸彦監督であることがかなり大きいと思う。

命というものを題材に扱ってるのにとてもみやすい
みやすいっていうのは命について僕ら観客が考えやすい状況をつくってくれてるという意味で。
映像中流れる音楽はほぼ全部ピアノの音。
場面によって音色はもちろん変わるけど、とても繊細だから上辺よりも中身に気持ちが向かいやすかった。
雨、くもり、はれ、雪といったようにストーリーと並行して変わる天気と季節。
すごく自然に物語や気持ちの変化に気付きやすい。
出来事はほぼ一軒家で起こる。
だから状況を把握するのに手間取らない。
その一軒家の中も時間や季節によって模様が変わるから観ててあきることはなかった。

この映画はどちらかというとミニシアターなどで上映されるような類のものに感じた。
すごくしっかり作り込まれてたと思う。

それだけに予告編が残念...
もったいない!

遊びやデートでみるとケガするし
映画で何か得ようと思ってみれば想像以上に得るものがある

題材が僕は苦手だったから評価は低めにしてるけど、「ヤバい映画」であることは間違いない!

このレビューはネタバレを含みます

☆☆☆★★

ラストカットにはほんの少しだけ説明が必要か。

ファーストシーンでボールを拾いに来る男の子が、瑞穂の心臓を移植した男の子。
久しぶりに地元に戻り。外に出られる喜びから、懐かしい街並みを歩いて行くうちに。以前にボールを拾いに入った家で見かけた、眠っている不思議な少女の家を思い出す。

原作読了済み

原作を読んでの率直な感想は。流石は東野圭吾、読ませる筆力が凄い…とゆうモノだった。
但し、原作自体が素晴らしかったか?と言うと、ちょっとどうだったのだろうか?…と思う部分も。

映像化に関しての尺の問題で。読んでいても「あ?この辺りはカットされのだろうな!」と思った場面が多数。
中でも、新章房子がらみの場面は、おそらく描かれ無いだろうな?との思いは強かった。
何よりも、原作だと映像が無い分だけ可能になる新章房子と、薫子とのすり替わり。
これをそのまま映像で描いてしまうと。本来の字を追うだけの読者に対する、ミスリードとしての仕掛けが。映像として提示されてしまう事で、ミスリードには成り切れなくなってしまう恐れが強くなってしまう。
ただ、この新章房子が登場する場面は。何故臓器移植に高額なお金が必要なのか?世界的な移植事情と共に知らされる、日本人のエゴが炙り出される。原作でも重要な部分では有ったのですが…。
それだけに。このシークエンスを映画では、薫子から和昌に入れ替わるアイデアは。観る前には全く予想もしておらず意外だった。

他では。2人の愛人に、星野とその恋人の真緒。場合によっては、弟の生人の描写もかなりの量がカットされるのでは?と思え。実際にも互いの愛人はカット。星野と真緒、生人を始めとした周辺の人達の設定や、ストーリー展開は原作通りになっていた。
まあ、細かく言ってしまうと。祖母は和昌から見て、どんどん心痛から痩せて行っている様に見える…ってゆう事だったのだが。演じるのが松坂慶子だとそんな感じには見えないのだけれど(^_^;)

脳死は死なのか?死の判定とはどの時をもって死と言えるのか?
原作が放つ問題意識の意義には、震えが来る程の凄さを感じはしたが。これをエンターテイメントとして、読者に伝える事の難しさも同時に読んでいて知らされれた。
エンターテイメントとしてのミステリー仕立てにする為と思われる、原作後半で薫子が行う誕生日会での事件。
流石に、この場面の強引さによる茶番劇には。読んでいても「なんじゃこりや〜!」…と。
何よりも、原作を通しての主人公となる薫子の。思いの強さから来る、母親としての自己中愛の異常性。
これを映画を観に来た観客に、果たして理解を得られるのだろうか?とゆう疑問が、どうしても拭えなかった。
ところが、原作だと茶番劇に思えた(あくまでも個人的に)この場面でしたが。篠原涼子が放った、(確か)原作には無い。「国からのお墨付きを貰うの!」の一言で。原作を読んでいた身として、何だか納得させられてしまうとは思わなかった。

原作を読んで薫子を篠原涼子が演じる事は、「有ってるのではないか?」と思わされた。
はっきり言って、演技力はテレビ的で今一つとは思えるのだけれど。薫子の時々見せる嫌味な台詞や、性格。時として瞬間湯沸し器的なところを見せる場面等が、如何にも…と思えたので。

観る前には。ここ数年の堤幸彦を考えると、とても出来の良い作品になるとは思えなかったのですが。今回の映画化は、東野圭吾原作の中ではまずまず成功の部類に入るでしょうか。
それでも、映像に少しばかり凝るカメラワークやアングル・照明の当て方等。少しでも前に前に…と、主張して来る部分は気にならない…と言ってしまうと嘘になってしまいますが(´-`)

2018年11月18日 イオンシネマ市川妙典/スクリーン3
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