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横浜アウトロー烈伝 ~全面抗争勃発~のssr701のレビュー・感想・評価

1.1
9月16日は横浜流星さんのお誕生日です!
おめでとうございまーす!
お祝いの意味も込めまして
横浜アウトロー列伝を見てみます(無関係)

これは…
つまらなそ… いやいや決めつけはいけません
実は隠れた名作かも?(当った試しのない予感)
ワックワクで視聴開始!

(ネタバレあり&脱力感ありです)


「芸能人×ギリモザ 女教師 放課後の秘蜜」
「フェロモン・ナースの淫行」
「隣のドスケベ若奥様」
「爆乳どS家庭教師」
で広く一般的に知られている佳山三花が主演の作品です
小田有紗の名前でグラドルとして活動していましたが
体調不良を理由に引退して
一年後にAV女優として復活したことでもよく知られていますネ!


さてさっそく何の説明もなくウフンアハンで始まりますが
これは佳山三花が見ている夢の中のお話のようです
そのお相手の男性は事故で亡くなったと思われます
この辺りのだいたいの経緯は
棒読みのヤンキー女たちが説明してくれる親切設計です
棒なのが気になってしまうと内容が入ってこないんですけどね(あかんやん)

回想シーンで
その亡くなった男性が
あれやこれやと喋りますが
これまた棒読みです
棒ばっかり…
まあよくあることです
ここから面白くなるかも!
祈るような気持ちで視聴続行です!



ん~
特に拾うところもないかなあ(やっぱり)

敵の暴走族のアジトの壁に
「龍虎」ってペンで手書きした
段ボールが貼ってあるんだけど
これいったい何なのかな?
お正月に凧あげでもするのかな?
いやこんな素材でちゃんとあがるのかな?
ここが一番面白いところで唯一の収穫なのでした(どんな収穫や)



ここで投げてもいいんですけどまあもうちょっと
頑張って見てみます(もっと他のこと頑張ればいいのに)

多少はセリフがまともに言えてるかなと思ってたイケメンも
佳山三花を助けに来たときに
棒読みだったので緊迫感ゼロでした
それに女性ひとりを相手に
容赦なく5~6人がかりだった敵の子分どもでしたが
このイケメンに対しては順番にひとりずつかかっていったのが謎なのでした…


そして敵の総長が登場!
イケメンとタイマン勝負となります
総長がボクシングのファイティングポーズをとったので
横浜流星さんとのつながりが出た!
と喜んだのも束の間
へっぴり腰としか言えないしょぼさなのでした…
吉本新喜劇なら「通信教育でボクシング習ってた」と
ひと笑い入れるレベルです
そして案の定ボコボコにされて総長は撃沈するのでした
やっぱり凧あげの腕前だけで総長に選ばれたのかもしれませんネ!

これで最後の対決がほんとに凧あげだったら
歴史的名作となったのですが
総長は暴力団から拳銃を譲り受けるという
ヘタレに輪をかけた行動でがっかりさせてきます
何故こんな弱くて情けない奴に
みんなは従っているのでしょうか?
総長の女に対しても
何か意見をするたびに殴ってばかりだし
何ひとつとして尊敬できるようなところがありません

しかもイケメンに対して拳銃を使うと言っててただでさえ卑怯だなあと
思ってたのに
結局は佳山三花とのタイマンで拳銃を向けます
「卑怯なんて言うなよ?
喧嘩にルールなんてない!」
クズ中のクズのようです

なんやかんやで(めんどい)
形勢逆転して
総長が拳銃で撃たれる危機となるのですが
殴られ続けてきた総長の女がかばって
事なきを得ます
こんなクズでも深く愛されてるようです
いったいどこに魅力があるのでしょうか?
もしかしたら…!
彼らは暴走族なんかではなくて
凧を天高くあげることが
一番の勇者として認められるという
部族なのかもしれません
そう考えるのが自然だし他に選択肢が見当たりません

というわけで
凧あげ対決という新機軸へと踏み出していれば…と悔やまれる
名作にあと一歩まで迫っていた惜しい作品なのでした
続編に期待です!(無いぞ)
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