この時代のフィルムで撮られた映像は今にに無い絶妙な空気感があり素敵です。
光に靄がかかっていて、アンダーの部分が潰れず、
現代のフィルムで撮られた映画の映像ともまた違う感じ、
小さい頃に観た、心躍る夢のような映画たちはこの質感だったよなぁとノスタルジックを感じます。
わざと吹き替えで観ると金曜ロードショウとかで観てる気に錯覚したり。
この映画に限ってはニコラスケイジの吹き替えが素敵です。
ブリジットフォンダは天使のようで、誰もが主人公と彼女を応援する気になるような展開は面白い。
随所で笑えるポイントがあったけれど、
特に主人公嫁のリフォーム後の部屋にあった肖像画は最高。
この時代のニューヨークはまだ治安悪かったんだろうなぁ、でも行ってみたい、
あんなダイナーで朝食を食べてみたいもんです。