あらすじに惹かれて見ました。
表面的にだけ見ると、知らない人の人生を毎日体現しながら見れるという事にいいなと思ってしまう自分がいました。
でも話が進むにつれ、人の体でしか過ごせないという事は、自分という人間を誰にも知られないという現実がそこにはあるんだなと気付きました。
それは想像するより遥かに悲しく、孤独になってしまう時が必ず来てしまうと感じました。
霊体“A”がたくさんの個性溢れる人々に乗り移る日々を見て、視点が違うかもしれないのですが、人間はみんなそれぞれ違って多様性が素晴らしいなと思いました。
最後の決断はすごく辛く切なくも、人間という一人一人の人生の大切さが分かるからこその“A”とリアノンの下した決断だと思います。
これは私の持論でしかないですが、どんな姿であろうと、またこの世界で2人は巡り巡って出会うんだろうなと思います。
足跡は必ず見つけれます。