nak

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイのnakのレビュー・感想・評価

3.9
試写会にて鑑賞しました。

上映前から重いBGM(The Beastでしょうか?)が流れ、どんなストーリーが展開されるのかドキドキしながら待っていましたが、始まってからも緊張感が緩まない展開が続き目が離せませんでした。

メキシコ・アメリカ間の国境越えやカルテルのやりとり、銃撃戦など衝撃的なシーンが多々ありましたが、丸山ゴンザレスさんによると本当のことを描き過ぎて創作っぽく見えてしまうかもとのこと。

Twitterのキャンペーンで商品になっている、サバイバルゲーマーなら一度は聞いたことのあるESSのゴーグルも作中に登場していました。(どこで出てくるかは観てのお楽しみですね)

上映後の丸山ゴンザレスさんとギンティ小林さんの対談で印象的だったのは、地元の人は意外と何が起こっているかわからないという話。
映画で描かれているような衝撃的なことが実際に起こっていても混乱の中にいると全体像が見えていないというのは、今の世の中でも同じことじゃないかなとふと思ってしまいました。

ギンティ小林さん曰く、予告編でも出てくる、デル・トロがトリガーに指をかけて乱射する撃ち方はデル・トロが提案した撃ち方らしいです。(なんでも射撃場で友人がやったのを見て俺もやろうとなったらしく、ずっと温めていたようです。)

上映後知ったのですが、ボーダーラインは三部作らしいです。
次回作も気になる作品です。(エミリー・ブラントは出てくるのか…!?)
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