ターミガン

レゴ(R)ムービー2のターミガンのレビュー・感想・評価

レゴ(R)ムービー2(2019年製作の映画)
3.0
物語の導入が前回エンディングからなので、前作を見てからの観賞がオススメ。
劇中のギャグやコメディー要素も、前作を踏襲している部分もあるので尚更。

前作ブロックシティから地続きの5年後、荒廃したボロボロシティから宇宙シスター星雲まで話は壮大に繰り広げられる。
ルールも常識も異なる文化圏の存在を受け入れるのか、はたまた拒絶するのか、前作とはまた違った主題で考えさせられる作品だった。
ただ、終盤にやっと点と点が線で繋がって見れるようになるけど序盤&中盤は核心部を伏せたまま展開されるので因果関係が不明瞭に思えて感情移入するポイントが分からかず見辛かった。

主人公エメット・ブロックスキーの能天気具合は相変わらず。
CGの精度が増した点は好みが別れそう。前作は見渡す限りレゴブロックで作られていて要所にCGを合成する事で、レゴすげーって感じだったが、今作はCGの割合も格段と増えたので、何かコレジャナイと違和感も覚えがち。
ミュージカル調のくだりが増えているのも同様に好みが別れるかと。

ブルース・ウ●●スの描き方や、「すべては最高」のアーティスト、エンディングテーマの悪ノリ具合、DVDの特典キャストインタビュー等は良かった。