yurika

君が君で君だのyurikaのレビュー・感想・評価

君が君で君だ(2018年製作の映画)
3.2
舞台挨拶目当てに駆け込みで鑑賞。

最近、大人になって、意味の分からないもの=問いを呼ぶものこそが芸術で、
それが芸術の存在意義なんじゃないのみたいなことを思うようになっていて。

これなんなの?意味わかんないからつまんない。ってなってた時期もあったけど…

今回の映画ってほんと至るところに疑問、疑問、疑問。
あんまり考えてると置いてかれちゃうからとりあえずついてく。みたいな。
リアルとファンタジーの境目が、映画の中でも行き来するような感覚。
どこまでが前提なんだろう?とか、この人のどこまでが本当に「人」として存在しているんだろう?とか。

個人的には今回描かれた時期までの10年間や、登場人物たちのその「前」と「後」が知りたくなった。
質問タイムで、彼らの人生のどこまで(監督の頭には)存在してるんですかって聞いてみたかったけど、それ聞いちゃったらねぇ。というのもあり、未だに悶々としております。

うーん。また観たら絶対に違う感情が湧くんだろうけど、あんまり同じ映画を繰り返し観ない人だから、観ないんだろうなぁ…笑笑
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