ニューヨークの大学の経済学の教授を務めるエリートの女性レイチェルが、シンガポールの大富豪の彼氏ニックの実家に行く話。彼と結婚をするなら自分のキャリアを捨てるか、彼に実家の家業を捨てさせるか、どちらかにしないといけないという究極の選択を迫られる。
ニックの母はレイチェルのことをよく思っておらず、あなたにうちに嫁ぐのは無理だとレイチェルに言い渡す。ただ、ニックの母もケンブリッジの法学部で夫と知り合い、結婚後は夫を支えることを決断したという過去を持ち、自分のキャリアを歩むレイチェルに同じ選択はできないだろうと分かっていたと思うと、一概にただの意地悪な姑とも言えない。
レイチェルが実母と一緒に雀荘を出ていくシーンがカッコよかった。
最後は大団円で終わったけど、「え？これでいいの？」という終わり方でちょっと消化不良なとこがあった。結局ニックが家業を捨てるのか、レイチェルが教授の椅子を捨てるのか、それともどちらでもない選択肢を取ったのか分からない。
