クレイジー・リッチ!の作品情報・感想・評価

「クレイジー・リッチ!」に投稿された感想・評価

私たちアジアンズは、日本の少女マンガや韓流ドラマなどでシンデレラストーリーを飽きるほど観ているから、予告編でこの映画の王子様を見て「こりゃダメだわ」と思った人も多いのではないか。ニックは確かに顔も体も完璧だが(欲を言えば目は一重切れ長であってほしかった)、決定的に欠けている御曹司必須条件がある。それは心の闇! トラウマ! 『美女と野獣』のベルにしたって、ただのイケメン王子だったら好きになっていないはず。
というわけで、ケチをつける気満々で観に行ったのだが、最初のシーンでガーンと心が揺さぶられた。クレイジーなほどリッチで初めて正当な権利を得ることができるって、この映画はなんとアジアンズ版『ブラックパンサー』だった。レイチェルはキルモンガー、エレナがテイチャラでニックはヴィブラニウムってとこかな?
麻雀のシーンでのレイチェルのセリフの素晴らしさ! キルモンガーに聴かせたいこのシビれるセリフを言うのがアジア系女優! 最後の『マッドマックスヒューリーロード』でのトムハーディとシャーリーズセロンに匹敵する見つめあうシーンもアジア系女優二人が見事に演じた。
深刻ぶらずにご陽気な音楽とともに全編楽しさ満開で描いたのも素晴らしい。
そんなこんなで、ケンチョンはこの映画の話をするたびに泣いたと聞いて爆笑した私だが、やっぱり泣くよね。
2018.10.30
稲生

稲生の感想・評価

-
冒頭要領よく人物設定、設定紹介を進めててスゲーって思ったけど感動はそこまで

それ以降の展開は全く好きになれず、どんな機能を果たしてるかわからない登場人物も
Dustriver

Dustriverの感想・評価

4.2
面白かった!麻雀シーンとか痺れたし、最後のプロポーズシーンも最高!ペク・リンが効いてたね〜。

すごく楽しかったです!
Cocoa

Cocoaの感想・評価

3.0
海外ではよくあるストーリーだよね。そのアジア版にすぎない。が、評価がすごく高いのが謎。
mihoppy24

mihoppy24の感想・評価

3.5
現代版シンデレラストーリーって感じ。
物語としてもちゃんとしてて、見終った後のスッキリ感もあって、金曜の夜更かし時に見たい。よく眠れそう。
ひ

ひの感想・評価

4.3
ストーリーは王道ラブコメ。
ヒロインの恋人の母親を単なる嫌な姑的に描くのではなく、品がよく知的で筋の通った人物として魅力的に映し出すことで、儒教的な家族第一主義と現代アメリカの個人主義との間に安易に甲乙をつけていないところにバランス感覚が光っていた。
boliwa

boliwaの感想・評価

2.0
its not asian,just the rich.But I do love the soundtrack
mukomadori

mukomadoriの感想・評価

4.3
アメリカで俳優やってる同級生が出演するというので、かなり珍しく映画館まで赴き映画を鑑賞。ダンケルク以来。しかもラブコメを映画館で観るとは。もちろんレディースデーを狙って。しかし、面白かった!原題はCrazy Rich Asiansだけど、Asianといっても中国系。

ヒロインの顔も体型も姿勢までもが普通っぽさがちゃんと演出されてたのが良かった。そしてシンデレラストーリーといってもヒロインは自立した知的なバリキャリだから、顰蹙もなし。麻雀のシーン、いい。かっこいい。

隣の女性が友人の結婚式シーンでけっこう泣いてて「ここ?!」って思ったけど、その後くらいから展開が面白くなっていって最終的に自分もウルッときてたw とても良い話でした。

あとエクス・マキナにも出てたソノヤ・ミズノっていう女優さんが目立つ役で出てて、美しかった!黒木メイサ似のアジアンビューティー。でも、いいと思ったのは最初に登場したナチュラルなときだけw 役柄がケバくてもったいなかった!でもたぶんあの役柄じゃなかったらヒロインより目立っちゃってNGだろう。ってくらい綺麗!
nishikooo

nishikoooの感想・評価

4.2
たあああああのしかった!!

シンガポールの洗練された雰囲気とソウルフルな土壌はすごく新鮮な舞台だと思ったし、登場人物もすごく個性豊かで楽しい。
特にオークワフィナが演じるペクリンは笑えるキャラクターってだけじゃなくて、映画史上最高の友達にしたいキャラクターNo.1!ファッションセンスもブランド物をゴリゴリ固めてはいるんだけどユーモアがあってペクリンらしさで溢れてる!

キャストのほぼ全員がアジア人の今作品は言ってみたら普通のシンデレラストーリーなんだけど、
アジア人の倫理観(結婚に対する家族の過干渉、大勢の親戚、村社会etc...)が絡んで独自のストーリーになっていたと思う。
Takano

Takanoの感想・評価

-
金持ちになりたい。湯水のようにお金を使っても怒られない存在でありたい。要らなくなったものはしっかりリサイクルするから、その分気の済むまで物欲を満たしたい。すごい大きいプールを独り占めしたい。あ、でもじいやはそばに居てほしい。すぐお水をくれるじいやがほしい。じいやは元ホテルのシェフで彼の作るオムライスがこどもの頃からの大好物という人生でありたい。そういう記憶を植え付けたい。金の力で。あと、コンビニで諭吉を消費したい。



金持ちでない者からして、金持ちになったら、、というifは想像力が試される質問だ。金持ちでない者の想像はたやすく負けてしまう。なぜなら本当の再現のない金持ちができることは「それ、金で買えんの?」というものを金で買ってしまう、満たしてしまう。そもそものものさしの当て方が異なるのだ。という気づきを『クレイジー・リッチ』の冒頭はガツンと教えてくれる。



シンガポールの大富豪ヤン家の御曹司ニックを彼氏に持つレイチェル(アラサー大学教授)がこの作品の主人公である。主人公と書いてシンデレラとでも読もうか。家族に紹介したいというニックの誘いを受けてシンガポールに行くのだが、そこでレイチェルが目にしたのはセレブの世界。ヤン一族の豪華さ。ニックをめぐる女の醜さ、そしてラスボス・ニックのお母様、バチェラーの彼女となったレイチェルに様々な試練が襲いかかる。



そう、度肝を抜いたお金の使い方をしはる。関西弁の敬語も使いたくなるぐらいに遠い存在だ。えげつない船上パーティー、女性心をこれでもかと掴む島でのパーティー、え、何坪なん?と聞くのすら憚れる大会場でのパーティー、そして社交社交社交。ここまでぶっとんでいるとむしろ清々しい。比べることなどナンセンスなのだ。



とはいっても、金持ちと僕らの共通点はある。それは人間であるということ。恋に嫉妬に友情にもう大変。vsニックを狙う女たち vsお母様のストーリーラインもアツい。特にお母様との戦いが見ものだ。私は恋人の父親に挨拶をするという経験がないが、恋人の同性の親との間に流れる妙な空気の冷たさ、美味しくなさが存在することは知っている。お金があろうがなかろうが、本質的なところは変わらないところにホッとする。



そんな愛憎の中を生き抜くレイチェルのたくましさが愛おしい。バトル漫画ではないがこういうシンデレラ・ストーリーにも「覚醒」を示唆するシーンが存在する。レイチェルの才能が一気に目覚めたときの華やかっさたらもう。 2000円程度払ってこの映画を観た小市民のわたしたちは黙ってポップコーンを頬張りながらその覚醒にニヤニヤせざるをえないのである。
>|