法律でも義務でもなく、本当の自由とか権利が大事なひともいる。
夕焼けだろうが通り雨だろうが
明日の不安や生まれついた理由すら
気にする時間なんてなかったよ
ここにいたい、それだけだった
あなたが他人でも犯罪者でも
わたしが病気でも厄介者だっても
誰も否定する人なんていなかったよ
それでいい、そう思ってた
むさ苦しい世界が広ければ広いほど
歩き方なんてわからなくなる
あの狭い家で笑えていたのに
知らない人ばかり
あざけ笑う人ばかり
幸せな時があるとしたら
それは願い事が叶った時じゃなくて
わたしやあなたが幸せになれるように
願っていたあの時だったかもね
体中に付いた理由もない傷より
温もりはどうして一瞬で消えてしまうの
笑うことなんて簡単にできるけど
人のために泣いたのはあの時だけ
本音を言えば世界が崩れていく
黙って付いていけばそれで良かったの
無条件に誉めてくれていたのに
壊してしまった
欲を出してしまった
いつかまた会うことはできても
元通りにはならないもう二度と
だから会うなんてしない方がいい
別々の道歩く振りをして