是枝監督の問題提起力恐ろしい。
暮らしの中で目に入ってこない問題を突きつけ、問い、何も考えずに生活していることを思い知らされる。
誰も知らないに続きかなり抉られました
それぞれの事情聴取のシーン、与えられてる者と与えられなかった者の構図が本当にやるせなくてとても苦しかったし、ここまでの話を観るまでは当たり前に「与えられてる側」にいた自分の思考を目の当たりにさせられて恐ろしくも思った。
法律上の正義が本当に正しいのか、世の中の論理上の善悪の判断を上辺だけで受け取ってきた自分の姿勢とか、価値観が揺らぐ作品でした。
家族ってなんだろう、、
おばあちゃんの「余計な期待しないだけね」って言葉がすごい刺さった
演者が本当に素晴らしい。
祥太役の子、「誰も知らない」の柳楽優弥の再来みたい
事情聴取辺りからの自分達の生活が世間的に許されず、理解されないものであることを受け入れて、諦めて、幸せを手放していく安藤サクラの演技が本当にすごくて、、最後の面会シーン泣きました
あと是枝さんの演出って毎回ドキュメンタリーのように自然でどうやって付けてるのか気になる。
是枝監督の作品好きだな〜もっと観よう
あと安藤サクラさんの作品後回しにするのもうやめます笑