倫理観とか善悪とか法律とか、何が正しいのか間違ってるかなんてわからなくなる。
同情だったのか愛情がなかったのかはともかく、この家族が拾われてきた子どもたちの居場所を作ったのは確かだったのではないか。
他の是枝作品でも話の流れを変えるのは10代前半の少年で、他者や社会との関係に意識を向け始めることがきっかけになる。
大人目線ではなく子ども視点で物語を追っていくと、この結末は訪れるべくして訪れたものではないかと思った。
城桧吏くんの瞳がきれいだった。
<怪物>鑑賞後に再視聴。
スコアだけだったが、感想を追記した。