あいる

万引き家族のあいるのレビュー・感想・評価

万引き家族(2018年製作の映画)
-
最初から最後まで集中できた。とても考えさせられるし、疑問に思う場面があってとても頭を回転させた。
見終わった後、ここはどうなるの?!と他の人の感想や意見を身漁りたくなる。

「怪物」を観て是枝監督の他の映画も観ようと思った。万引き家族は一時期有名になってみたいみたいと思っていたのでこの機会に。安藤サクラさん=クリーニング屋のイメージなのかしら。何か気になる。

万引きは悪いことだけれど生きるためなら仕方がないと思うな。優しくて暖かくて血のつながりがないけれどこんなに良い家族には幸せになってもらいたい。だけどこの世界は全てお金。お金で繋がりが取れる世界。周りの人たちはその家族の事情も知らず、悪いイメージだけを晒そうとする。この家族から何も奪わないで!と思った。

考えさせられる場面が多いけれど解釈がたくさんあってどの見方でもいいから何度も観たくなる映画だった。もう一回観たい、そしてさらに次にもう一回観たい。
あいる

あいる