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ガンジスに還るのaimのレビュー・感想・評価

ガンジスに還る(2016年製作の映画)
3.6
恐らく、多くの日本人、私達にはこの感覚を掴むのは難しい。人は死を恐れ、孤独を恐れ、誰かを求めまた生の延長を望む。しかし、この映画に描かれているのは「死」に方を自ら選択し受け入れる老人。そしてその日が来るまでありのままの「生」を生きる人々と、彼らを包み込む聖なるガンジス河なのである。
『死というものは、なしくずしにヒトに訪れるものではなく、死が訪れたその最期のときの何時かの瞬間を、ヒトは決断し、選びとるのです。だから、生きているあいだに、あなたが死ぬときのための決断力をやしなっておきなさい。』藤原新也さんの、『メメント・モリ』での言葉ですが、これを思い出しました。
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