ガンジスに還るの作品情報・感想・評価・動画配信

「ガンジスに還る」に投稿された感想・評価

かめの

かめのの感想・評価

1.6

え?!!いや、待って。これが「感動ドラマ」?

想定では死を前にした老人が主人公かと思ったが、その息子の物語だった。しかしこれが終始辛すぎて、私には救いも見えず、感動ドラマとも思えなかった。

息子は中年男性で、子供時代から父親と確執があり、上手く関係を築けない。だが、血の繋がった親を突き放すこともできない。愛している。けれど、憎んでもいる。

自分の死を予感した父親はヒンズー教聖地バラナシで死にたいから、今すぐにでも行くという。息子はそんな父親を放っておけず、仕事をやりくりして、父親に付き添う。

バラナシの「解脱の家」での生活も、やはり父親中心にまわる。ご飯中は電話を切れ(誰のせいで、仕事の電話をしなければならないのか)。作ってもらっておきながら、飯がまずい。父親は何でも言いたい放題、したい放題。

息子には妻も娘もいるのだが、彼だけが知らなかった「スクーター」の話、娘の婚約破棄、加えて彼が帰ってきた途端、「おじいちゃんを一人にしないで」と料理を捨てる娘……。全てが息子のせいにされ、責められる。

いやいや、息子の気持ちになると、どうしても穏やかな気持ちではみれないだろう。

老いた父親は最後、「お前は自分のものだと思っていた」が、違うということに気づき、息子を家へ返す。しかし、それが解脱に近づいたことになるのだろうか?よく分からないし、全編みて、最後がそれだけだったことに驚きを隠せない。

私はただただ、父親に振り回され、死を悲しむ子供の姿を見ることしか出来なかった。
HitoKono

HitoKonoの感想・評価

3.7
4年前にプライベートでこの映画の舞台、バラナシに行った時の思い出が蘇る。ガンジス川の不思議な魅力。インドの、インド人の、不思議な魅力がうまく描かれている。ほんと不思議だ、インドって。
ユ

ユの感想・評価

4.3
実際にガンジス川に行ったのですごく親近感がわいたし、インドの死生観がすきだと思った。
GAMAKO

GAMAKOの感想・評価

3.4
*特徴_______________

インドの終活映画
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内容からなのか、
劇場のお客様はおじいちゃん、おばあちゃん世代多目でした。

日本で「死」って悲しかったり、怖かったり、マイナスなイメージだけど、
「喜び」って考え方もあるんだと知れた。
ていうか凄く納得した。
私の中の理想の死に方が更新された。

死を待つバラナシのおじいちゃん、おばあちゃん達が「空飛ぶ円盤」って昔のドラマを毎週楽しみにしてるのも面白かった。
日本だと「水戸黄門」がこの感覚笑
(確かあれは、お年寄りがいつ死ぬか分からないから続きが気にならない様に、
1本で完結する仕様になってるとか。)

映像や音楽も凄く穏やかで綺麗で、
気持ちが晴れ、劇場から出たときの爽快感が凄かった。

*ひとこと_____________

まじでその水、大丈夫?
見てるだけでピーピーなりそうよ…。
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noritama

noritamaの感想・評価

4.0
こういう内省的な映画は大好き。死を恐れたり嫌ったりせず、それを楽しみにしつつ、この世での残り少ない日々を大切に過ごしている感じがとても良かった。私もできるなら「解脱の家」のような場所で最期を迎えたい。夜のガンジス川の美しいこと!
MuguxxN

MuguxxNの感想・評価

2.0

このレビューはネタバレを含みます

【ガンジスに還る】

死を悟った 父が最期を迎える場所は
暮らし慣れた家ではなくて
ガンジス河の岬の聖地バラナシ。

「心の従うままに」という父の言葉は
やりたい事を我慢して 忙しなく生きる息子や
【今どきの若者】にとっては、とても難しい。そこで過ごす 父の陽気で 何にも縛られない ありのままの自由な姿は 死を待っている悲嘆が見られない。 「死は心からやってくる」ダヤにとって 残りの生を全うすることが 死を迎え入れることを意味するのかと感じた。


ガンジス河は どんな 罪も 後悔も
全てを受け入れ 穏やかな流れと
共に解放し浄化する。
流れは止まることなく 続いていく。

誰しもやってくる死。
死と生との狭間で心が選ぶことは。
残された家族が 愛する者を看取った後に受け継がれていくものとは。


明日を大切に生きよう。目の前の人を
大切にして生きていこうと思えた映画。
死期を悟った父親が解脱のためのホテルに滞在してお迎えを待つが、家族は心穏やかに見取ることができない。

インドの昔ながらの死生観を現代の家族が、ガンジス河の畔で受け入れていくまでを描いています。

心の葛藤も、迷いも、不安も、思い出も、後悔も、何もかもが緩やかなガンジスの流れに飲み込まれ、魂は静かに肉体から離れ、死すべき時に死はやってくる。
穏やかな映画でした。

インドに行くと人生観が変わるというのがわかるような気がします。行ってみたくなりました。
yuko0925

yuko0925の感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

単純に感動とかいう単語では表現できない映画。親子関係の難しさ、家族との関係、現代のライフスタイル、インド人の価値観などなど映画を見ながら色々考えた。
世の中気の合う親子ばっかりだったらいいのに、親子ってどうしても素直に感情表現するのが難しい。この父親も言ってたけど、子どもを自分の所有物と思ってしまうから?そうじゃないんだと気づくのは死の直前という…
ガンジス川の水飲んだから熱出たんじゃ?と思った。ごめんなさい。
色んな目線からの死を見つめてた
インドが好きなので、風景や習慣を見れるのが楽しかった。ガンジス川での祭礼のシーンとか最高。いつか行ってみたい。
自分というより、家族の死について考えさせられた。
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