わだげんた

脚本家のわだげんたのレビュー・感想・評価

脚本家(2017年製作の映画)
2.5
だいたい脚本家とか小説家とかが主人公の映画で、『なんで俺の作品が認められないんだ!』って苦悩するってやつの脚本なり小説ってクソつまらなそうですよね。

青山シアターで無料配信されてるMYFFFの短編作品の一本。

この作品の主人公は映画監督で自分で脚本書く人なんだけど、書いてる作品が無茶苦茶つまらなそう(笑)

となると、根本的な理由として、エージェントみたいな人はこいつのどこを認めて『君には才能がある』とか言ってんだろ、と。

だいたい3年も書き直し続けてるって、大抵はもうダメでしょ、その作品。

まあ、あんまりつまんない脚本のてこ入れのために、スクリプトドクター(脚本のお医者さん)みたいな人があてがわれます。

暫く一緒に住むことになる脚本家とスクリプトドクター。

ところが粗暴で下品で酒浸りで女好きなスクリプトドクターに脚本家も同居する恋人もちょっと辟易気味で。。。

ってお話。

ショートらしく、テンポが良くてオチもきまってます。

ラストに『ナンタラカンタラって小説家の『脚本家』って小説を元にした作品です』って出るので、その小説家の名前ググってみたけど、ひとつもヒットしなかった(^_^;) 日本じゃまだ翻訳されてないのかな?
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