MikiMickle

デッド11 -復活ナチゾンビ軍団-のMikiMickleのレビュー・感想・評価

2.5
2017年カナダ製作
トロントアフターダーク映画祭作品賞他受賞

1918年 フランス。西部戦線。第一次世界大戦末期。
ドイツ軍が巨大な地下壕を作っていたという疑惑が判明する。
そこを拠点としていたと思われるライナーという男は、周りから“預言者”と呼ばれ、化学兵器や有毒ガスの研究を行う要注意人物だった。
ドイツ軍はそこから撤退したが、証拠隠滅の爆破に失敗したと知った連合国部隊は、そこで何が行われていたかを調査するために兵隊を送る。
メンバー6人‼少なっ(笑)‼

指揮官は、現場知らずのいけ好かないイギリス人。
医者でもある部下はデニス植野をかっこよくしたみたいな風貌。でも髪の毛の刈り上げが半端ないほどの直線‼ 耳上3センチ位の所をぐるっと1周ぴっちり刈り上げ‼‼ 釘付けw
前線で戦い続けてきたアメリカ兵3人は、軍から支給されたコカ インをキメてる。(ん?第一次世界大戦時に錠剤のコカ インがすでに作られてたのかしら?)
そして、主人公バートン。3ヶ月前にこの地下壕で仲間の兵士を救おうとしたが、爆破により生き埋めに。しかし、12日だか生き延び無事に生還し、今はやっとの休暇でフランス人の恋人と幸せな時間を送っていた…はずなのに、またこの地下壕に戻されたという可哀想な人(笑) しかも、工兵だとかカナダ人だという事で見下されたり…

そんな6人がやってきた地下壕ですが、そこに、ライナー率いるドイツ軍もやってきて(こっちも少なっ‼)…
って話。


くそぉ〜っっ‼‼ 舞台も雪山だから『ナチス・ゾンビ』を少なからず期待したのにっ‼

そもそも、第一次世界大戦ではヒットラーはナチ党も作ってもなければ、前身のドイツ労働者党すら台頭もしていないですよ……
出たよ、いつものサブタイトル詐欺w 仕方ないけどさぁ……流石に史実曲げすぎなのはちょっと酷いw

で、襲ってきたのはゾンビじゃないじゃないかぁーーー‼
ゾンビ軍団? 軍団?? どこにいらっしゃるのかな?キョロ(・ω・`三´・ω・)キョロ
地下壕に残っていたドイツ軍たちは、ゾンビウィルスではなくて、人為的になんちゃらされた寄生虫に侵されていたのです。デニス植野が解剖してみると、体内がサラスパ祭りじゃーい‼わっしょいわっしょい♪カッペリーニがうにょうにょ祭りじゃーーーい‼‼うひゃひゃw
一応感染はします。グロ度は多くないけど、いかにも作り物の人形が目玉飛び出しおじさんみたいになってるのは、B級感満載でイヤじゃない😁あと、「目がぁ〜‼目がぁ〜‼」もあって、イヤじゃないw

しかし、前置きが長くて… 見るのに2日も掛かってしまった…もうちょっと感染者だのグチョングチョンが出てきて欲しかったなぁ……

主人公バートンはキーファー・サザーランドの異母兄弟ロシフ・サザーランド。言われてみれば確かにキーファーにも父のドナルドにも似てる。ぽっちゃりさせて優しくなった感じの。切ない表情が印象的でした。
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