福福吉吉

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドの福福吉吉のレビュー・感想・評価

2.5
1969年頃の出来事や役者のことを一切知らずにこの映画を観たところ、落ち目の俳優リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)がその親友で専属のスタントマンであるクリフ・ブース(ブラッド・ピット)とともに俳優として再起を図ろうと生き抜く姿を描いているんだなあ、と思っていました。だから、最後に急に「事件」が起こって「なんだこれ」と思っていました。
観た後に、Filmarksのあらすじを読んで「事件」の方がこのストーリーのメインだったのか、と知りました。でも、「事件」がメインとしてもそこに至るまでが非常に長く感じました。時代背景をよく理解していたら違ったのかもしれません。
それでも、ディカプリオ演じるダルトンが苦しみながら悪役を演じ切る姿は、本当に素晴らしかった。ブラッド・ピットはいつもどおりかっこいい。この二人だから最後まで観ることができたのだと思います。
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