あおみどろ

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのあおみどろのレビュー・感想・評価

4.5
ここに来てようやくの、あまりにも遅すぎる人生初タランティーノ。監督作自体が初見な為、所謂「タランティーノ節」とは如何なるものなのかよく分からずにいたが、何とな〜〜〜く分かったような気がする。テンポのいい会話劇、軽やかかつシリアスな演出、そしてバイオレンスな描写。無論深く知るためにゃもっと色んな作品を観なきゃだが。

タイトル通り、メインテーマとなるはやはり「西部劇」。セルジオ・レオーネ筆頭に西部劇が大流行した60年代、というのもあるがそんな西部劇的演出が当時のヒッピー文化に侵食してくるという歪さ、総じて「むかしむかしのハリウッド」に対する底知れぬ愛を感じられる1本だった(自分でも何を言ってるか分からない)

あとラストのヒッピーをブラピ(+犬)がフルボッコにする展開は最高の一言でした。〆のディカプリオもまた良き。もし酒飲みながら観ていたら恐らく椅子から笑い転げていたことだろう。
あおみどろ

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