ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのすのレビュー・感想・評価

映画が、物語が人を救う。

人生の光と闇、ハリウッドの光と闇。
リックダルトンと対照的なクリフブースにそのすべてを映し出しているようにも見えた。

リックダルトンと若手俳優のやりとりにもグッとくる。

物語に夢見ていたいし、物語を実現したいと願う自分もいる。

映画を愛するタランティーノに、映画で人生のいろいろを教わる。
ハリウッドという街を知ることができて純粋に嬉しい。

これもまた復讐の一本だとも言える。

こんな映画があるからこそ、過去の出来事を携えて生きていけるのだと思う。