こばやん

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのこばやんのレビュー・感想・評価

4.7
やっぱりタランティーノ監督は凄いや!

今作を観る人は必ず、シャロンテート殺人事件について知ってからみた方がいいです!
理由は、そっちの方が物語がわかりやすいから。
今作はその事件があった時代を取り上げた作品なので、その事件については知ってることが当たり前で進んでいく。

タランティーノ監督の作品は、個人的に「ここいる?」というシーンが多いイメージ。
今作でもそれは感じるが、その中に事件を知ってるから繋がるシーンがあるので、知っておけばここのシーンは必要だったなというのがわかるから。

今作は大好きな一本になりました。
特にラストの20分くらい!
途中までは、面白いが普通といった印象でブラピとレオ様でなければ退屈に感じるかもしれない内容でした。

シャロンテートの事件を取り上げたとはいったものの内容はほぼ男2人の生活を映すだけ。
そこにシャロンテートの生活もプラスといった感じ。
ただその男2人の友情物語みたいなのが観ていて惹きつけられていく。

そこで溜まったキャラへの感情移入がラストで爆発する。
もう最高です。
そこだけまた見にいきたい!

フィクションとノンフィクションを掛け合わせた映画。
誰と観ても楽しめます。
3時間とか本当に気にならないです。

こんなに観終わった後の余韻に浸れたのはどの作品以来だろう。。。
幸せ。。。。。
ありがとう。
こばやん

こばやん