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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのMirrorsReportのレビュー・感想・評価

3.9
とある昔、ハリウッドにて……架空の俳優とそのスタントマンを中心に、「シャロン・テート事件」を横に添えて作られたクエンティン・タランティーノ監督の最新作で、レオ様とブラピが初共演。
「シャロン・テート事件」のことは概要程度に知っておくと展開にドキドキできる。あと当時のハリウッドネタが満載で、観た後はトリビア紹介ページなどを漁ると楽しめそう。
http://www.cinematoday.jp/news/N0110952

とにかくブラピ(55歳!)がカッコよすぎる映画。ブラピ無双!!あとイッヌ!

レオ様は役柄的に哀愁がすごい。そして演技力がすごい。NGを出す役者の演技をする役者!(台詞トチった後の車の中で荒れるシーンは台本無しだとか!!)

マーゴット・ロビー!白ミニスカ!!執拗に映されるケツ!!なんだこのシーン!

シャロン・テート事件についてはタランティーノ監督による「新約」って感じだったね。監督はこの事件をどうしようもなくやるせない事件だと思ってるんじゃないかなぁ、怒りとともに。
史実を再現する映画も面白いけど、史実に救いを見出だすことができるのも映画という娯楽のポテンシャルだよなって認識させられた。娯楽だからこその虚構。

そしてそれを監督ならではの破天荒さで「やりすぎ」てくれるの面白い。火炎放射器の伏線wwwww

ブルース・リーの傲慢さの表現に対して家族が文句言ってるって聞いたけど、ブルース・リー好きとしてはマイク・モーの顔がダメ。髪の毛似せてるだけだしぜんぜんカッコ良くない。笑
まぁでもカッコいい役回りじゃなかったからいいか。(ちなみにこないだ観た「バース・オブ・ザ・ドラゴン」のリーは似てないしこれより傲慢だけどカッコいいぞ)
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