アオジル

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのアオジルのレビュー・感想・評価

4.5
クリフ×リックキテる…

タランティーノ映画で一番好きかもしれん。タランティーノ映画はやたら長いことが苦手だったけど、本作は主人公達がとにかく魅力的で、こいつらの日常をずっと見ていたいと思えたほど約2時間半があっという間だった。
本作が初共演とは思えないほどディカプリオとブラピのコンビがベストマッチ過ぎる。憎めないリックを演じたディカプリオも最高だけど、とにかくブラピがカッコ良すぎる…
そして、常に"陽"の存在として存在し続けるシャロン・テート(マーゴット・ロビー)も良かった

映画のほぼ大半は各キャラのある日常を切り取ったような場面を繋いだだけに見えて、映画として変わったつくりだけど、
・シャロンが自分の主演映画を見に行く場面
・リックが撮影現場でませた子役と話す場面
・リックが役者魂をかけて演技をする場面
・クリフがスパーン映画牧場でヒッピー集団のコミューンに潜入する場面、
・リックとクリフが一緒に自宅でドラマを見てる場面
…と名場面ばかりで、見ていてずっと不思議な多幸感に包まれていた。
そしてラストも多くは語らないが…すごく良かった…

唯一の欠点は2時間30分は短い、ということ。
これからも映画を見ようと思える作品だった。
アオジル

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