通りすがりキャット

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドの通りすがりキャットのレビュー・感想・評価

4.4
万人受けはしない、と思う。
そもそもタランティーノなのだし。
でもだからこそ映画史に残るだろう。

1950-60年代のアメリカのドラマや映画が元ネタするシーンが多く、置いてけぼり感はあるが、その時代でのそこそこ売れた落ち目の役者だと分かれば特に問題はなく楽しめた。

そのシーン必要だった?と思えてしまうタランティーノの当時の映画へのこだわり(笑)

ディカプリオとブラッドピッドの格差はあるけど、しっかりとあるお互いへの信頼感と友情にほっこりした。

美少女の子役とのシーンから、この映画が一気に好きになった。

追記:マンソンファミリーの事件や当時の社会背景を知るとシャロンテートの存在の意味がやっと分かって深みが増した。