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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3のrintarockのレビュー・感想・評価

4.4
仲間内での口喧嘩の数はシリーズで1番。特に「死ねばいい」だなんて酷すぎる。
でも、傷つけあっても関係が揺るがないのは、彼らが家族だからなのだろう。傷つけたり傷つけられたりしても、それでもあのチームこそが彼らのホームなのだ。

メンバーの離散は悲しかったけど、あれは卒業なのだろうな。卒業だし、親離れだし、子離れでもあった。クイルとガモーラは離婚ぽかった。このシーンは良かったなー。嘘すぎず綺麗すぎず、ふたりとも誠実で、優しいお別れだった。
そうなんだよな。ガンの映画はいつも優しくて正直なのだ。

「完璧な存在が欲しいんじゃない。ありのままの存在が許せないんだ」←キャンセルカルチャーへのカウンターにも思えて、そっちの意味でもアツかった。
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