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クリード 炎の宿敵のtommyのレビュー・感想・評価

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)
4.0
なんだろう、出だしから目が潤んでしまった。ずーっと潤んだまま、最後まで。
ストーリー的にはお約束な展開だし、ベタな部分もいっぱいあって、突っ込む人はいるでしょう。でもそういうことを脇に置いて、ロッキーの老いぼれ感、息子や孫に対する不器用な愛情、もちろんエイドリアンに話しかけている姿など、いちいち目が潤むのです。スカッと爽快、勧善懲悪、リベンジストーリー!という感じではなく、全体を通した暗くウェットなトーン。同じく老いぼれたドラゴと息子の関係も含め、見応えある作品でした。ロッキーシリーズを子供の頃から見続けてきたからこそ色々感じる部分もあるのかな。
よかったです。
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