クリード 炎の宿敵の作品情報・感想・評価

クリード 炎の宿敵2018年製作の映画)

Creed II

上映日:2019年01月11日

製作国:

上映時間:130分

あらすじ

「クリード 炎の宿敵」に投稿された感想・評価

前作「クリード/チャンプを継ぐ男」も王道中の王道だったけど、「炎の宿敵」も王道中の王道、王道ど真ん中!

かつての因縁、親子の繋がり、新しい命の誕生。
ドラゴ親子、ロッキーと孫、クリードと娘。あらゆるキャラクターに命の繋がり、血の強さを感じさせる。


今回はクリードよりも、どちらかと言うとドラゴ親子への思い入れのほうが強くて、
枯れた風体のドルフ・ラングレンの姿だけでグッとクるものがあって、更にそれに対する息子の関係性。

ロッキーへの復讐を息子に託すことで息子を冷酷な格闘マシーンに仕立てあげる父親の不器用さ、息子を道具としてしか思ってないのかと思いきや最後の包容…あれはもう心が痛すぎて観ていて辛くもあり家族としての暖かさも感じた。

ファミリー万歳だ!
花心

花心の感想・評価

3.5
スタローンじいちゃんかわいいよスタローンじいちゃん

2019年 劇場鑑賞 2本目(通算190本目)

このレビューはネタバレを含みます

ロッキーやクリードⅠを観ていなくても楽しめた。
両親の大切さを感じた。

このレビューはネタバレを含みます

公開からちょっと遅くなりましたが、観てきました。

予告が公開された時からかなり期待が高まっていましたが、それを超えるほどのいい映画でした。

ロッキーとドラゴの対決から30年を経て、その意思を継ぐ2人がそれぞれの想いを胸に激突するなんて、熱くならないわけがないですよね。

本当に濃い2時間を体験してきましたね。
FN

FNの感想・評価

4.8
脚本が良すぎる。

実世界においても、長い年月が経っているからこその、ストーリーの重み。こんなのは、当然このシリーズにしか作れない。本当は点数とかつけたくないですよね。

スタローンは、偉大すぎるんですよ。
IMAXにて観賞(ФωФ)
ほとんどのIMAXシアターで無視されてますね。
残念です…

クリード 炎の宿敵
ロッキーのリブート続編、クリードシリーズ2作目。
ロッキーシリーズを観ていない立場で楽しんでいる。

クリードがチャンピオンになり、結婚し子供ができる。
師ロッキーと父の因縁の相手の息子との防衛戦に挑む物語。

荒野のトレーニングはさらっとしてたけど、へんてこで面白い。
タイヤに片足ずつ突っ込んで、下がらずに戦い続けるトレーニングが熱かった。
腹にボールぶつけられるのも辛そうだった。

ロッキーのしゃべり方の重たい感じが笑ってしまう。

リングに上がったときの体の光がかっこいい。

あばらを折られて立ち上がる強さに感情移入して涙が出た。

決着は相手の気持ちが折れたことが決め手で良かった。
パワーの違いでどうしても勝てないと思ったが、
何度も立ち上がる強い気持ちでクリードが勝つというプロセスが
描かれていたように思う。

クリードの嫁さんと母親の心情が伝わってきて良かった。

物語はシンプルでクラシカルだけど、だからこそ面白かったし、熱かった。
ami

amiの感想・評価

4.5
ロッキーのテーマがかかるところが神がかっていて鳥肌..
ロッキー4の続きで、クリードの物語で、ドラゴ親子の物語でした..

ロッキーの後悔からの
イワンの行動に涙でした..
ドラゴの息子がなんとも不安げでキョドってるのである...。

「ハングリーで逆恨み全開なドラゴ親子の復讐を、華々しく順風満帆のクリードが受ける」

一見そういう図式だけど、その復讐ってのはあくまで老いたセコンドのロッキーに対するものであって...笑、実際リングで対峙するその弟子には何の恨みもないどころか、逆に父親撲殺された怨み全開でドラゴが復讐される側じゃんって話なんである。

つまりこれは単純にドラゴの復讐劇ではなく
クリード→ドラゴ→ロッキー
という復讐×復讐の三角関係であり、ドラゴの息子もアポロの息子も、仇討ちがモチベーションなのに、自分も仇として狙われているという、何だかねじれた状態に置かれてるんよね。

ドラゴ父は自分のロッキーへの逆恨みで頭がいっぱいでそんなことまるで意に介してなさそうなのだが、親世代の遺恨で自分が怨まれ狙われるのってなんとも不条理で恐ろしい。ましてや自分の親父が撲殺した男の実の息子と対峙するとか...。
先代ドラゴと違って二世がどこか不安定でキョドってるように見えるのにはそんな要因もあるのではないかと思うのだが、なんせ会話の少ない親子。
いやむしろ言葉少ないが故に終盤のドラゴ父の変化が心を打つんだけどね、もう少しこの親子の心情の描写に時間を割いて欲しかった感はある。

一方クリード陣営はというと、先代ドラゴに対する勝者であるロッキー(復讐される側)と敗者アポロの息子(復讐する側)との温度差・スタンスの違いですれ違いが生じた模様なんだけど、その辺の心理描写が脚本的に強調不足なのか、あるいは字幕の問題もあるのか、当初ドラゴの挑戦を受けることにウダウダ言って一度は降りたロッキーが一転して戻ってきたその心境の変化にあんまり胸アツ感が無かった。

さらに今回はこの代理戦争のほかにもいろいろ要素詰め込んできた印象で、特に婚約~出産のくだりが物語のなかで思ったほど機能してなく、最後で回収されるわけでもなく投げっぱなし。(次作とかで回収していくのかも知れないけど、そういうのってなんかTVドラマっぽいなと思った)
そのせいで中盤やや中だるみするので、一本の映画としてみるとこのくだりはさらっと説明程度にして、それより上述の件のドラゴ親子や、恒例の「特訓シーン」に時間をもっと割いて欲しかった。...そうなんですよ。
ロッキー名物特訓シーン、今回ややあっさり気味だったんですよ(悲)。

まぁそんなこんなを差し引いても、なんだかんだで最後はちゃんとグッとくるようになっているのは流石のロッキー印。
お家芸のボクシングシーンは、相変わらず本当に絶妙。
ほどよく大味にしてあってわかりやすく、それでいてプロレスチックになることなく、しっかりボクシングの攻防に見えるように撮る特別な黄金比が記されたレシピでもあるんだろうか。
痛みも伝わってくるし、先の展開が大体わかっていても本当にハラハラする。
 
もちろんクライマックスでは秘伝のタレみたいにアノ曲がしっかりかかるし、昂ぶってウッてなる。
このロッキー印の安定のクオリティ。
まだまだ続編に期待もてると思えた。

このレビューはネタバレを含みます

無名の新人監督(スティーブン・ケイブル・Jr.)という事で一抹の不安があったが、こんなに素晴らしい作品だったとは!
正直言ってヘンな作品だった『ロッキー4』の設定を上手く使い、心を震わす『熱い物語』になっている。

遂に世界チャンプとなり、ビアンカとも結婚して全てを手に入れたアドニス。
ロッキーに敗れ、全てを失った無念を息子ヴィクターに託すドラゴ。
ドラゴ戦でタオルを投げられず、アポロを見殺しにしてしまった罪の意識に苛まれるロッキー…。
男たちの想いは『信念』(=creed)に導かれ、それぞれの結末に向かって行く。

ヴィクターとの戦いを通じて、アドニスは父親として家族を守り抜く覚悟を決める。
『俺はクリードだ!』と叫ぶシーンでは彼の様々な気持ちが胸に迫ってきてまたしても泣いてしまった。

今作でも抜群の存在感を見せたロッキーも遂に息子との再会を果たす事が出来た。
もう彼は独りじゃない。
栄光に包まれたリングを外から見つめる彼の背中にまたまた号泣。

そして敗れた側のドラゴの救いも描かれていたのは本当に良かった。
ドラゴはヴィクターを復讐の道具としてしか見ていなかったが、何もかも失ったと思われた直後、ヴィクターの父親への愛情を知り、タオルを投げ込む。
最後の親子2人のロードワークはとても印象的だった。

全てを失いかけたアドニスがロッキーの力を借りて再び”野生“を取り戻す…というプロットは『ロッキー3』におけるロッキーとアポロの関係を思わせる。
こういう展開をさりげなく入れてくる辺り、この監督は「分かってるなぁ」と感じる。
本当はスコア的には満点を付けたい所なんだけど、どうしても気になった点が一つあったので0.5点マイナス。(コメント欄に書いときます)

それにしてもドルフ・ラングレンだけじゃなく、スタローンを裏切った元妻のB.ニールセンまで出てきたのは驚いた。
彼にとって自分に関わった人たちはみんな仲間ということなんだろう。
本当にスタローンの寛容さには頭が下がる。
まさしくロッキーの物語はスタローン本人の人生そのものなんだなぁ…。

ちなみにパンフレットは町山智浩さんの解説もあるので購入をオススメします!
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