MakiInoue

I am Sam アイ・アム・サムのMakiInoueのネタバレレビュー・内容・結末

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

彼を取り巻く人たちがとてもいい人だった。
職場の上司、隣人の女性、周りの友達、、

7歳の知能しかないサムは
母親がルーシーを産んですぐ失踪してしまった為
1人で育てることになる。
初めてのことでわからない事だらけ。
隣人のアニーに助けてもらいながらルーシーはすくすく育っていった。
しかし、ルーシーが大きくなるとサムの知能を追い越すことになる。
絵本の読み聞かせも難しくなってきて
サムには読むことが難しくなってくる。
ルーシーは自然と勉強を拒むようになってくる。

ルーシーの誕生日パーティーであることをきっかけに
2人は離れ離れで過ごす事になってしまった。

弁護士リタは凄腕弁護士で有名で、
サムは依頼しに行ったが相手にされず。
リタがパーティーで見栄を張ってしまい
無料奉仕として弁護してもらえることになる。

最初はリタもサムに呆れたような態度で
自分の経歴に傷がつかないように仕事をこなしていたが
サムと接するにつれて、彼の人の優しさに触れ
いつしか、サムに救われるように。

ルーシーは別の家族と過ごしていた。(里親の手前?)
母親であるランディはなんとかルーシーとの距離を縮めようと努力していた。
なんとか少し近くなったと思えば
サムが近所に引っ越してきて
ルーシーは毎晩部屋を抜け出しサムの家に行くようになってしまう。
ランディも最初はルーシーの為に
サムではない親が必要だと思っていて、
法廷では自分がルーシーを一番愛せると証言しようとしていたが
そうではないと気付き、サムの部屋を訪れ
出先で寝てしまったルーシーを
サムの元に預けて、明日サムの証言人になることを約束した。

最後のフットサルのシーンは
サムとルーシーを取り巻く人々みんなが
ルーシーの試合を応援しにきていて
サムの友達、リタと息子、ランディと旦那
とても2人が愛すべき親子であることが伝わってきた。

ルーシーがサムの読めない単語を
読むのを躊躇した時
「パパは君が呼んでくれることで幸せなんだ」と伝えたこと

離れ離れになってから初めて監視下の元会った時の会話
「目も耳も大きくなったね」
「次の給料で留守電を買う」
と言う一連の会話

ルーシーがサムにバレないと嘘をついて
バスに乗り込み、どこか遠くに逃げようとした時

要所要所に感動シーンがあり
鑑賞中は結構泣いた。。
挿入歌のビートルズもまた良い、、
また観たい作品でした。
MakiInoue

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