LuckyMOTOMIYA

ノー・エスケープのLuckyMOTOMIYAのレビュー・感想・評価

ノー・エスケープ(2016年製作の映画)
2.0
2016年、ニルス・テイラー監督、ニルス・テイラー、ニコル・マリー・ジョンソン脚本によるホラー・スリラー。

野生体験プログラム、キャンプ登山の主催者ジーン、そしてキャットことキャサリンを始めとする6名の参加者、合計7名の女性たち。山火事延焼のため急遽、選ばれた迂回ルートは、理不尽なことこの上ないマンハント集団の縄張りだったのです、云々。

森の中でのサバイバルを描いた作品。ただ、マンハント集団は狙撃能力こそ高いものの白兵戦は苦手なご様子で、「貧弱!貧弱ゥ!」でサバイバルの難度を大きく下げております。

野性味あふれる四足歩行の男性は一体どうしてあのようになられたのでしょう。

また、主人公キャットが受けたDV被害が本編に絡んでこないのは何故なのでしょう。キャットを演じるのは、ニルス・テイラー監督とともに脚本を担当したニコル・マリー・ジョンソンさん。「あたしのDV被害設定やけど……、意味あんの?」と疑問に思われなかったのでしょうか。

Amazon Prime Videoさまの紹介文、「『ファイナル・デスティネーション』シリーズのプロデューサーが仕掛ける衝撃の返り討ちスリラー・エンターテインメント!」なる文言に煽られて鑑賞いたしましたが、何の衝撃もないことが、まさしう衝撃でございました。回りまわって、看板に偽りなし。

また「不条理に襲い掛かるハンターたちに美女6人は決死の反撃を試みる」なんて表現もございます。「美女」か否かは鑑賞者の主観によりますので言及は避けますが、「6人」とうのは客観的に問題があるように思われます。主催者ジーン姐さんも加えて「7人」とカウントする方が適切ではないでしょうか。

まあ、煽り文句に文句を言っても仕方がありません。失礼しました。
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