モーフィー

マローボーン家の掟のモーフィーのネタバレレビュー・内容・結末

マローボーン家の掟(2017年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

こう言うオチ、真新しいものでは無いかも知れないけど弱いのよ泣 最後のスタッフロールまでの30秒間くらい一気に涙腺が崩壊してしまった(そう言う映画じゃ無いかもけど)

恐怖はあんまりこの映画に感じなかったけど家族愛とか、恋愛の青春感とか、ほぼ半分廃墟のような屋敷とその周りの田舎が自然と光に溢れてて凄い美しかった。個人的にかなり引き込まれました。正直幽霊とか屋根裏のオヤジとかどうでも良かった。弁護士とオヤジ以外皆んな好きで、とにかくサムが可愛い。ほんと自分の家族を手に掛けたオヤジ、マジで許せない....。ずっとこの家族幸せになって欲しくてめちゃくちゃ願ってたのに、殺されてたんかい泣

そしてアリーほんっっっっっとに良い子。愛が深すぎる...。ジャックに投薬して多重人格を無理やり抑えるよりも、側にいて愛を示し続ける。幻影のビリーが「ジェーン!安全な道を見つけたよ!」そう言ってジャックが微笑んで映画が終わる。もう、ここで急に涙腺が崩壊しました。

ホラーというより完全にトラウマと自責の念に打ち勝つ愛の物語。
サイレントヒル2のLeaveエンディングを観た時の前向きで幸せな感動がそこにあった。
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