ベティグレイブルとジャックオーキー目当てで観たら、予想以上の良作だった❣️
主演のアリスフェイを魅せるために20世紀フォックスが全力で仕立てたゴージャスミュージカル🥰

タイトルのまんま、音楽出版華やかなりし頃に一世を風靡したストリート、ティンパンアレーに巣食う若き音楽業者の物語。
ヒット曲を出そうと奮闘するも、野心が空回りするお馬鹿コンビを、ジャックオーキーとジョンペインが演じ、ジョンペインの恋人役をアリスフェイが演じていた。

流れる曲がみ〜んな素敵でアレンジもロマンティック🩷
ブロードウェイでジョージMコーハンやファニーブライスが活躍していた時代の雰囲気も良かった☺️
ジャックオーキーがアルジョルスンの物真似をするのも見所👌
ナイスなアホガイぶりに加えて、ぽっちゃりボディのパワフルダンスにも癒された👏

そして、そして、ブレイク直前のベティグレイブルのピチピチした魅力が弾けんばかり✨
アリスフェイ姐さんが老けて見えて気の毒なほどだった💦

アリスフェイは美しさより、しっとりした大人女性の哀愁みたいなのがいいなぁ😌

後半に出てくるアラブのハーレムダンスにニコラスブラザーズが登場して、思わずワオ‼️と声が出た。
『遥かなるアルゼンチン』と同じ年‥。ニコラスブラザーズファンにとっても当たり年だったのかも。

カラーで観たら二倍夢中になれそうだったけど、モノクロなのは残念。そのうち誰かカラー化してくれたらいいなぁ😃

後半は戦争になり、国威発揚ナンバーが続く。アメリカ、アイラブユーをアリスフェイが熱唱して、かなり力の入った見せ場になっていた。
不器用なお馬鹿二人組が成功を掴めないまま従軍したあたりに厭戦気分も漂わせつつ、悲劇は訪れない。実際はこれから戦争の年だったもんね😳
暗いムードの中でジャックオーキーがズッコケぶりを見せて、笑わせてくれたのは救いだった。

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