愛しのアイリーンのファラパのネタバレレビュー・内容・結末

ただヤスケンを見たかっただけなのにどうしてこうなった。
地獄人間関係詰め合わせ映画でガチ泣いちゃった。本当にただ辛い怖いどうしようもないという感情で泣かせにくる地獄映画。
正直ここまできつい映画だと思ってなく母親と見てしまい地獄だった。
絶対1人で見て。
セックス、オナニー、陰部モザイク、殺人、親と見るのが1番の地獄よ。
でもマジで1人だったら最後まで見なかった。キツすぎる映画。これまでの映画の中で一番キツい。本当にキツい。
マジで辛い。見る地獄。ショッキングすぎる。こんなキツい映画初めてかもしれない。
クズとか狂った人間を見るのは好きな方だけど本当にこれキツい。
最初は優しくしてたのに暴力、金を払って
売春婦扱いする。
殺人をしてから狂い始めてだんだんセックス狂いになる岩男。
本当に誰も報われない。
母ちゃんもアイリーンも最後まで分かり合えない。
雪の中みんな死んでいく。
母ちゃんの若かりし頃の出産シーンで「ばかたれ！さっさときばれ！お前は使えねえおなごだな！」って言われてたのがマジで嫌だった。
そうやって見下された側の人間がまた人を見下す。アイリーンを虫ケラ扱い。
本当に報われないしただただ辛いが濃厚な時間で重機で頭ぶん殴られたような衝撃。
少なくとも自分よりお金持ちと結婚して豊かに暮らせると思いきや殺されかけ夫は豹変。アイリーンが本当に可哀想。
母ちゃんの気持ちもわかるしアイリーンの気持ちもわかる、岩男も悪いとは言い切れない。地獄の原因が誰にあるとは言えない。
すぐに噂になる小さい農村、日本人のお金を狙っての国際結婚、貧しい国、若い女をいびる環境全てが最悪。
もう見たくない。でも映画として観客に訴えかけるものが本当に凄い。あまりにも衝撃的だが本当に凄い作品だと思った。
怖いし辛いし泣きながら書いてる。
どうか次は甘々のハピエンのものが見られますように。砂糖の海で溺れて死ねますように。