ぶち

馬の骨のぶちのネタバレレビュー・内容・結末

馬の骨(2018年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

Amazonのレビューが評価高いので観た。
やや高過ぎると感じたので厳しめに。

役者が監督する場合、
役者仲間の演技や活躍を見せたいがあまりにシーンが無駄に長くなりがち。
台詞がなくても表情の演技をじっくり見せたがるのだが、そこに何か感動があるわけでもなかったりするので(役者の技量による)、結果間延びした印象が残る。
それに合わせてシーンも間延びして残念。

北野武が座頭市でやったような、
ハンマーや枝バサミや環境音が音楽に繋がっていくアイデアも中途半端で勿体ない。
あれでは音楽の楽しさは伝わらない。

劇中の曲もマニアックで、
せめて女の子の曲はキャッチーにしないと未来へと繋がらないよなあと。

ストーリー自体は
昔音楽やってた自分にも響く内容だったけど、
ちょっと生真面目に作り過ぎてるなあと感じた。

馬の骨が個性派バンドなんだから、
クライマックスに向けてもっと遊んでも良かったんじゃないかなあと。
目当てのバンドじゃないのに勢いやアツさでノせられてしまう、対バンライヴによくあるような盛り上がりをもっと見せて欲しかった。
ぶち

ぶち