馬の骨の作品情報・感想・評価・動画配信

「馬の骨」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

イカ天や新宿JAMで懐古的な気分になるには若過ぎて(知らな過ぎて)、10代の若さに共感するには年過ぎた。

元たまの石川浩司さんが見たかったので、そこは満足。
ヒロインの女の子が可愛かった。
takumim

takumimの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

色んなとこで胸がキュッってなるね笑
まぁ感情が動いたと言う意味では面白かったと思う。

女の子の曲の方は曲はいい。けどもっと歌にパワー欲しかったかな。

何より新宿jam出すのずるいなぁ。
もう10年以上前だけど高校生の頃あそこで演奏したし、演奏も観たなぁ。
ライブハウスは今や地下アイドルのものになっちゃって、
もちろん地下アイドルより集客出来ないバンドが悪いんだけど、ちょっと切ないよね。

タバコの匂いや、スモークの少し甘ったるい匂いやアンプから流れるノイズやら思い出しちゃって少しセンチになってしまった笑
センチになったって表現よ!笑
yaint

yaintの感想・評価

3.3
コレクターズの映画にもなってる新宿JAMが出てきます。イカ天で完奏したけど挫折したバンドが一夜だけ集いライブするまでのお話です。挫折を経験した年寄りの視点だけではなく、屈折した若者の視点も絡ませた人間模様が面白かったです。よかったら観てみてください。
ですが、コレクターズのように、音楽が心揺さぶることないです。
小島藤子ちゃん見たさに鑑賞。
全体的にとても微笑ましかった。コロナの自粛中に見れてよかったな〜
最後の方、藤子ちゃんがどんどん口調が荒くなっていくの個人的にとてもよかった。笑
好きなバンドのライブに行きたい、切実な願いです
元イカ天バンド「馬の骨」のメンバー・熊田は音楽を諦めてバイトを転々として生きてきたがたどり着いたシェアハウスで出会った元アイドルでシンガーソングライターを目指すユカに刺激を受け燻っていた「夢」にケリをつけるべく立ち上がるオッサン連中の心に刺さる爽快音楽コメディ!
toshi

toshiの感想・評価

4.8
レビュー数からご覧になられた方も少なそうで、評価もそれ程高くはない今作。でもコレかなりな良作ではないでしょうか。音楽そして元イカ天バンドという設定が私的には贔屓目なのかもしれませんが、それ抜きにしても映画作品として素晴らしいと思いました。
イカ天に実際出演し完奏したバンド「馬の骨」。そのVoだった桐生コウジさんが監督、脚本、主演を行った今作。桐生さんは今作では熊田という役を演じますが、バンド名は馬の骨をそのまま起用です。

30年ほど前イカすバンド天国で賞も受賞しこれから軌道に乗ると思った馬の骨。でもイカ天出場バンドでありがちな色物的バンドで、実力バンドではない為すぐに世の中から忘れられてしまう・・・。
約30年経った熊田の今は工事作業員。でも現場で同僚と喧嘩し解雇となります。社員寮も追い出されたため総武線松尾駅最寄りの安いシェアハウスへお引越し。そこで地下アイドルのユカと出合う。ユカはアイドルグループの中で浮いた存在で、でもシンガーソングライターになりたいという夢がありました。そんなユカはじめシェアハウスの住民にお仕事は音楽関係と嘘をついてしまった熊田・・・。でもそのウソとユカの夢の為に馬の骨を再結成させライヴを計画する熊田。ユカ、そして馬の骨は再びスポットライトを浴びる日が来るのでしょうか・・・。

過去のメンバーを集めて再びスタジオに入る・・・。皆老けたけどやっぱりスタジオに入ると楽しそうです。バンドやっている身としてはそんな何気ない今作のシーンがとてもリアルで観ているだけでこっちもニヤニヤしてしまいました。
そしてまだまだ若いユカ。熊田とは親子ぐらいの歳の差でしょうか。でも音楽には年齢も異性も関係ありません。ダメなオッサンと思っていた熊田を見るまなざしは、いつか尊敬というものに変わっていました。
だってユカの曲にあんな事してくれたのですから。大したことではないです。でも自分が作った曲へのあのアドバイスはユカにとってどれだけ心強かったでしょうか。

馬の骨が実際イカ天で完奏した曲「六根清浄」。この曲を映画の中で聴けるなんて。対した曲ではないですw 如何にもイカ天で演奏する曲と言いましょうか。色物バンドはこんな感じの曲が多かった様に思います。
でも今作でこの曲が流れるシーンで泣いてしまいましたw

やっぱり音楽って偉大です。

【余談1】
今作特別出演でイカ天でご活躍されたあの方とあの方が・・・。

【余談2】
馬の骨メンバーだった奥さん役でご出演の粟田麗さん。決して美人ではありませんが一緒にいたら暖かくて優しい気持ちになれそうな雰囲気が好きです。仮面ライダー剣でも橘さんを優しく支えてくれました。今作ライヴハウスのシーンも良かったです。そのシーンにも涙でした。
因みに仮面ライダー繋がりでは鎧武の志田友美さんも今作ご出演でした。
今作ではちょっと嫌な役でしたけどw
更にライダー繋がりではライヴハウスオーナー役の大浦龍宇一さん。ディケイド劇場版にてシャドームーンを見事演じてくれました。

【余談3】
今作公開当時上映館が少なく配信待ちとしたのですが、契約している動画配信サイトでは全く扱われず・・・。でもU-NEXTにはありました。この様な邦画も挙げているところがありがたいです。
GT

GTの感想・評価

5.0

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最高だった…と言わざるを得ない。ノスタルジー、哀愁、泥臭さ、そして音楽に対する限りない愛。この世の「エモーション」の全てがここに全て注ぎ込まれている。
イカ天で賞を取ったもののバンドは売れず今は交通整理員の熊田とアイドルを辞めソロとして活動をするも上手くいかないユカ。この2人が影響し合いながら、音楽に向き合っていく姿がとにかく泥臭くて最高。お互いの心にあるわだかまりを解消しようと奮闘するその姿には涙さえ出てくる。また初めはイヤなやつだったアイドル仲間と垣内君も、最終的に2人を認めるラストも王道ながら良い。
ノスタルジーというのも非常に大切な要素だ。「楽しかったな、あの頃は」「金がないから400円のピザを4人で分けてさ…トッピング無しにするから300円に負けてくれって言い出して…」今は枯れ果ててしまったおじさん達の、青春の1ページへの回顧。激しい哀愁が胸を打つ。熊田が久しぶりにバンドメンバーと会った時の、ユカ達と話すときとは明らかに違う、旧友特有の砕けた調子…。まさに「エモ」が詰まっている。
冒頭から生き埋めにされる桐生コウジさんが哀しくも可笑しい。。

****


イカ天に出演経験のあるバンド〝馬の骨〟。
そのボーカルだったのが桐生コウジさん。

映画でよく観る役者さんです。

桐生さんが監督・脚本・主演を務めたのが本作。


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今もイカ天でもらった特別賞の盾を大事にしながら中年になった男と
歌が下手な地下アイドルの少女の交流。


〝次〟へ行きたいともがく2人を中心とした物語だけど
サブキャラたちへの視線も優しくて温かい。


死んだバンドマンの奥さんが椅子に乗って盛り上がるシーンは泣ける。。



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起承転結の起が素早いのが良いですね。

あ、そんなとこまで話進めちゃう?
っていうところまで一気話を進めてから

登場人物それぞれの奥行きを描きつつ、横道の展開へ。



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拠点となる千葉のシェアハウス(ていうか農家)の雰囲気がいいですね。

そういえばほとんどのキャラに家族の説明がなかった。

親がどうとか、配偶者がどうとか。
ほとんど説明なし。

個として集合して、あたかも家族のような空気感で暮らしている。

「血縁によって無条件に自分を受け入れてくれる存在」(=家族)がいない世界。


居心地はいいけど厳しい世界でもあるわけですね。



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『ハローグッバイ 』でも桐生コウジさんの走り方が面白かったんですが、
やはり今回も面白い。。

この映画もコメディですがウケ狙いのコメディ演技をしないのがいいですね。

一生懸命生きてる男なんだけど、なんか笑える。。
ってのが最高。。


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若い頃の栄光(?)を断ち切るおっさん映画です。

栄光にすがりついてるわけにいかないのも知ってる。
すがりつくほどの栄光じゃないのも知ってる。

おっさんになると、新しい自分になるのは今じゃなくていいし、来年でも再来年でもいい。
新しくならなくてもいい。
でも、新しい自分になりたい気持ちは消えない。


一方、ユカや垣内などの若者は
今すぐ新しい自分にならなきゃ!という切迫感が強い。

ぬるぬる生きてるおっさんへの苛立ちも強い。

この対比が面白かった。
六根清浄🎶六根清浄🎶ROCK YOU🎶
くそぅ!観てから1週間くらい経つのに何故か思い出してしまう変な曲!

かつて売れ損ねたロックバンドのおじさんが、SSW目指して地下アイドルしてる女子とシェアハウスすることになんよ、って話

音楽じゃ世界は変わらないなんてナンセンスを言う気はないけれど…
さっきまで、くぅ!応援していたのに変なおっさんとできててアイドル卒業とか…裏切りや!つってケンケンしていた客達が1曲2曲の妙ちくりんな曲で秋の空もビックリな変わりよう!
暖かい拍手なんかしちゃって…ノリノリで踊りだしちゃって…くぅ〜…さくらか?
そんな簡単に人の心が180度変わっちゃうならマシンボーイも得意のうんこちんちんソングで教祖でも目指すわ!ゲラゲラ、葵ちゃんが千眼美子みたくなったらマシンボーイのせいや、ゴメンな!ぺろぺろ

でも今まであんまり好きではなかった小島藤子は悪くなかったわ
アイドル役?合わん合わん!なってたけどな、嫌々アイドルやりながら歌手目指してる感は凄いピッタリ!くま耳付けながらくまさんソング歌うんよりも、地方の駅前でギターじゃんじゃかやってる方が小島藤子によく似合っていて良かったわぁ

ちなみに、本作の主人公のバンド馬の骨は、「イカすバンド天国」通称イカ天なる音楽番組で1回売れかける…っていう過去を引き摺ってましてね
このイカ天実在の番組なんですが、なんと馬の骨も監督脚本主演の桐生コウジさんがかつて所属していたバンドでイカ天に出ていたんやって!本作はフィクションとノンフィクションが入り混じった作品ってこと
でもイカ天放送当時はマシンボーイまだエロスの欠けらも無い純粋無垢なかわゆいちびっ子やったからな、全くわからんのよ
ふむふむ…へぇ!ブランキーもこの番組出身やったんやなぁ、ブランキーは大好きやったぞ、いまでも「ガソリンの揺れかた」のイントロ聴いたらテンションあがるもの、めちゃカッコイイんよなぁ!
え…馬の骨の六根清浄🎶六根清浄🎶ロックユー🎶ははよ忘れたいんやが…スンスン
yashiro846

yashiro846の感想・評価

3.6
実際にイカ天に出演したバンドのフロントマン本人が、監督脚本主演を務めた映画。案外とシュッとした味わい。メイキングがなんとも味わい深い。
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