申し訳ないのだけれども、この作品から全然何も感じられなかった。自分の感受性の無さに辛くなるくらい。何も響かない自分がおかしいのだろうか。。
主人公は自分の｢生｣をカタチにして留めておきたかったのだろうとは思うのだけれど、色々と理解が追いつかなかった。
ストーリーというよりは全体的にアート作品の毛色が強いように感じた。なのに映倫的な問題でぼかしが入りまくる。ぼかしは当然の存在と分かっていても妙にそこで作品に入り込めない。セリフもなく情景を流し続けるシーンが冗長に感じられてしまう部分も多く、私にはマッチしない作品だった。フィルム写真自体は好きなので、現像のシーンなどの画は綺麗で気に入った。
作品的にはスコアをつけ難いのだけれど、安藤政信さんがかっこいいので☆1.5は彼のぶん。
あと…森の中の廃小屋？の扉の向こうの裸体の正体はどなたですか…ポンコツ脳では全く分からず、気になって仕方ありません。
