SUGAISUGAI

来るのSUGAISUGAIのレビュー・感想・評価

来る(2018年製作の映画)
3.5
子供の命、中絶に関して考えさせてくれる映画
夫婦が見たら真剣に話した方が良い事

子供ができた人
子供ができない人
子供が嫌いな人
全員の出口がある



妻夫木が死ぬまで
妻が死ぬまで
岡田がどうなるかまでの三部作で予想以上に飽きない


千と千尋の神隠しの実写版
本編でもあるが
妖怪など存在せず子供を連れ去る妖怪などは貧困などで子供がいらなくなった大人が殺して妖怪のせいにする事で妖怪が生まれた

映える為だけに幸せにすると良い
映える為だけに子供を作る事に対する現代への風刺、皮肉

演出、映像美、音楽など狂気感が伝わってきて飽きづらい

子育てイクメンブログのpv数=承認欲求、見栄えのためだけに結婚した男を演じるとにかく配慮のできない男、妻夫木
このメッセージを伝えるため序盤は全てにおいて薄っぺらい人間を演じてくれている

その事に嫌気のさした妻は浮気をしていて
妻夫木が死んでからの方が楽しそう

説明できない呪い
×
一つの目の前のマンコのために魔導ふをおかせる怖さ
×
千紗なんていらないと抱かれながら思う妻
が一気に来たシーンは吐き気しそう


不幸な事が何も起きない
不幸なことを何も知らない
ことの幸せ
日常に感謝せざるを得ない
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