鴨

来るの鴨のレビュー・感想・評価

来る(2018年製作の映画)
3.9
和製エクソシスト。

序盤、軽薄さが見え隠れする"普通の人"を描くのがとても巧みで後の破綻が目に見えて期待させる。

中盤、欺瞞と怠惰で崩れた日常と怪現象の演出が良い。
そして登場した霊能者に「サダvsカヤ」みたいにちょっと漫画っぽく格好よく
しちゃうのかなと不安にさせるもジジババの雰囲気がよくまた期待が湧く。

終盤、!?!?!?!?!?!?
……なんか楽しくなってきた!!

ホラーとしてはちょっとやりすぎ感はあったけど、とてもメリハリが効いてて"楽しい"映画でした。
一番の見どころは松たか子パンチ。
鴨